アルミニウムに均一な皮膜で耐食性の向上と電気絶縁性の付与
アルマイトとは、アルミニウム表面に陽極酸化皮膜を作る処理のことをいいます。 元々、アルミニウムには酸素と結合しやすい性質があり、自然に生成した酸化皮膜で保護されているため耐食性がいいのが大きな特徴です。しかし、その皮膜は非常に薄く、環境によっては化学反応によって腐食を引き起こします。 そのため、人工的にアルミニウム表面に厚い酸化皮膜を作ることにより、耐食性・耐摩耗性の向上、美観性やその他の機能を付与します。
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基本情報
【耐食性が高い】 アルミニウムは、イオン化傾向の高い金属で、水や酸素など、さまざまな化学物質と反応 するため腐食しやすい欠点があります。 アルマイトにて酸化皮膜を作ることで、耐食性を向上させることができます。 【硬度や耐摩耗性を上げることが出来る】 アルミニウムの硬さは、Hv20〜150(合金によって異なる)ですが、アルマイトした場合には、硬度がHv200以上程度まで上昇し、耐摩耗性も向上します。 【撥水性や滑り性を向上させることが出来る】 アルミニウムにテフロン硬質アルマイトをすることで、撥水性や滑り性が向上します。 【アルマイトでつくられた酸化膜により熱伝導率が下がる】 アルミニウムには熱をよく伝える性質がありますが、アルマイトをすることで、熱伝導率はアルミニウムの3分の1まで低くなります。 【カラーバリエーションを作ることが出来る】 アルマイト皮膜にできた微細孔に染料を吸着させることにより、さまざまな色に着色出来ます。
価格帯
納期
用途/実績例
・航空部品や宇宙部品 ・自動車、バイク、電車関連 ・光学部品 ・半導体部品 ・医療機器や照明機器 ・家電部品 ・建材
企業情報
半導体部品関係、人工衛星部品関連、船舶部品関連、食品関係部品などの あらゆる産業界で活用されているものにメッキ加工をしてます。 弊社の強みは、徹底した品質管理を仕組み化したことによる、高い技力! でお客様からは、 「三和メッキ工業さんの品質はとても信用出来ます。」 というコメントをいただくこともあります。 私たちは、私たちが持つ技術を活かして、 日本全国の企業の課題解決に 寄与する会社でありたいと思います。 また、会社の考えとしては、会社全体をひとつのファミリーと考えを 大事にしております。