TD1006 ボイラー実験装置
ボイラー実験装置
飽和蒸気圧力と温度との関係を明らかにし、理論値と比較するための卓上型実験装置です。 ステンレス製加熱容器(ボイラー)と制御ユニットで構成された装置は、卓上実験用としてコンパクトに設計され、温度に対する飽和蒸気圧の変動、アントワーヌ方程式の検証を行います。 ボイラーに水を入れ加熱すると、水の温度と圧力が上昇します。その温度と圧力をセンサが読み取りデジタル表示すると共に、機械式ブルドン管圧力計もボイラー内部の圧力を表示します。また正面のぞき窓によりボイラー内部の沸騰プロセス観察や、水位を確認することができます。安全のため、加熱ヒータにはヒータ温度を制限するためのサーモスタットとボイラー圧力を制限するための逃し弁が用意されています。 装置右側のスペースには、オプション(別売)のデータ自動収集システム(VDAS-F)を取付けることができます。データ自動収集システムを使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集すると共に、実験結果を解析することができます。
- 企業:株式会社メガケム
- 価格:応相談