CAE結果の評価における注意点(2)
基準となる面を仮想的に作成し、基準面として定義してあげる必要があります!
通常、CAEを実施するときモデルはSTEP/IGES系形式であることが殆どです。 この形式ではモデルの寸法が入っており、面も崩れていません。なので座標系は 簡単に作成することが出来ます。 しかし、ソリ解析ではモデルの変形を再現する必要があるので、STEP形式から 点群のSTL形式へ自動的に変換されます。 つまり、モデルが持っていた寸法や面が崩れてしまうことになります。これでは 座標系どころか基準となる面すら存在しません。 そこで、基準となる面を仮想的に作成し、基準面として定義してあげる 必要があります。 解析上だけでなく、実際の成形品も同じように仮想的に作成された面上で 測定が行われています。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:三光合成株式会社
- 価格:応相談