「遠赤外線」を 利用したヒータ
ムダなエネルギーを使用しないので省エネ効果有り! 昇温速度が速くなるので、効率が良くなります。
今回は「赤外線」のなかでも波長の長い「遠赤外線」を 利用したヒータについてのご案内です。 物体は温度に応じたエネルギーを電磁波(光)の形で放射しています。 物体温度が高いほど電磁波の総量は増えますが、放射される波長のピークは短くなります。 遠赤外領域(3μm~25μm)の電磁波は一般的に物質に吸収されやすく、 効率的に物体を昇温できると言われています。 そこで、当社ではセラミック原料の調合技術を応用し、 遠赤外領域の電磁波を多く出す塗料(遠赤塗料)を開発いたしました。 ガラスなどの透明体は電磁波を透過しやすいので、 発熱体からの熱が被加熱物へ十分に伝わりません。 そのため、ヒータパワーをたくさん投入すると電気代がかさみます。 そこで、波長変換塗料を塗布し、ガラスが吸収しやすい波長に 変換することにより、透過せずに被加熱物に効率よく熱を伝えることができます。 遠赤塗料を塗布することによる効果 ・ヒータへの負荷が下がるため長くお使いいただけます。 ・ムダなエネルギーを使用しないので省エネ効果があります。 ・昇温速度が速くなるので、効率が良くなります。
- 企業:貞徳舎株式会社
- 価格:応相談