ムダなエネルギーを使用しないので省エネ効果有り! 昇温速度が速くなるので、効率が良くなります。
今回は「赤外線」のなかでも波長の長い「遠赤外線」を 利用したヒータについてのご案内です。 物体は温度に応じたエネルギーを電磁波(光)の形で放射しています。 物体温度が高いほど電磁波の総量は増えますが、放射される波長のピークは短くなります。 遠赤外領域(3μm~25μm)の電磁波は一般的に物質に吸収されやすく、 効率的に物体を昇温できると言われています。 そこで、当社ではセラミック原料の調合技術を応用し、 遠赤外領域の電磁波を多く出す塗料(遠赤塗料)を開発いたしました。 ガラスなどの透明体は電磁波を透過しやすいので、 発熱体からの熱が被加熱物へ十分に伝わりません。 そのため、ヒータパワーをたくさん投入すると電気代がかさみます。 そこで、波長変換塗料を塗布し、ガラスが吸収しやすい波長に 変換することにより、透過せずに被加熱物に効率よく熱を伝えることができます。 遠赤塗料を塗布することによる効果 ・ヒータへの負荷が下がるため長くお使いいただけます。 ・ムダなエネルギーを使用しないので省エネ効果があります。 ・昇温速度が速くなるので、効率が良くなります。
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基本情報
【可視光線、紫外線、赤外線とは?】 私たちは光や色を目で感知しますが、その光を「可視光線」といいます。 可視光線は波長の短いものから「紫」「青紫」「青」「青緑」「緑」 「黄緑」「黄」「黄赤(橙)」「赤」と俗に七色と呼ばれています。 可視光線より波長の短い光を「紫外線」といい、 可視光線より波長の長い光を「赤外線」といいます。
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企業情報
1891年の創業以来、耐火物専門メーカとして歩みを進め、現在も電気炉用耐火レンガや碍子の製造をしています。 現在の主な製品は工業用電熱ヒータで、昇降温の激しい過酷な環境で稼働する電気炉用ヒータの設計・製造を得意とし、オーダーメイドで製作しています。金属発熱体を用いて、炉内温度を1200℃までに対応した電気炉用ヒータで、鉄の浸炭処理や焼入れ、焼き戻し処理、ガラスの曲げ加工を目的とした炉に使用されています。 また、新製品として、金属発熱体加工技術、セラミック碍子製作技術を組み合わせて熱風発生装置の開発、製品化に成功しました。お客様の悩みや課題には徹底的に向き合い、解決するまでとことん付き合うことをモットーとしています。 125年以上の歴史と実績で培われた技術やノウハウを基に、熱に関するあらゆる相談に対応いたします。