新しい反応で有機分子を自在につくる!
キーワード: 有機合成 ケイ素 ハロゲン 触媒 ラジカル
有機合成は物質文明を支える科学技術の1 つで、燃料、オイル、繊維、ゴム、樹脂、医農薬品、食品添加物など、我々の生活に役立つ様々な製品や材料の製造に利用されています。有機合成に必要不可欠なものが、ある分子を別の分子に変換する「反応」です。 当研究室では、「有機合成に役立つ新しい反応の開発」を目標として研究を行っています。反応開発に当たっては、欲しいものだけを効率よくつくること、入手容易な原料から無駄なく環境に優しくつくることを目指しています。また、研究の独創性や化学的発見を重視し、既存の反応の改良ではなく、これまでにない新奇な反応の開発を心掛けています。 有機合成では様々な反応剤や触媒が利用されますが、当研究室では、ケイ素化合物やハロゲン化物などの反応性と、白金やパラジウムなどの触媒作用に注目しています。新しい発見を目指し、日々ワクワクしながら反応開発を行っています。
- 企業:埼玉大学 オープンイノベーションセンター
- 価格:応相談