FRP構造の真空含浸成形技術紹介、指導
真空含浸成形技術に関しては、実用的に教えてくれる教科書や文献を探すより、技術者に直接聴いた方が早く安く済みます。
真空含浸成形技術は、手積み成形されていたFRP製ヨットやボートの成形法を劇的に改善させるため、欧米で開発実用化された技術です。技術開発過程で種々の試みがなされ、それぞれ命名されましたが、VaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)技術はその中でも代表的なものです。 成形法の特徴は、ドライな強化繊維布を型に積層した後、透明フィルムで覆って周囲をシールし準備します。その後、積層部分を真空状態にして端から液状樹脂を供給して強化布に含浸させ、硬化させるものです。従来の手積み成形に比べて、FRPの品質形成に重要な樹脂含浸過程を短時間に抑え、原理上すべての空隙部分を樹脂含浸でき、含浸過程を可視化できますので、高い品質を確保できます。
- 企業:株式会社コンポジットプラン
- 価格:1万円 ~ 10万円