環境調査 カビ指数
カビ指数とは、カビの発育環境を定量的に表すもので、カビ汚染を予測する指数である。
室内がカビの発育できる環境を保っている場合、居住者はカビ汚染が目に見える状態になってはじめて気付く。そして気付いた時には、すでに汚染部分からカビ胞子が室内に飛散している。カビが発生する環境であるかどうかを未然に知ることができれば、カビによる被害を受ける前に対応できるはずである。 そこで生きているカビそのものを環境のセンサに使い、その発育速度から環境を定量的に表示する方法を開発し『カビ指数(fungal index)』と名付けた。筆者はカビ指数を用いた環境調査を続けている。
- 企業:環境生物学研究所
- 価格:1万円 ~ 10万円