冷凍空調排熱回収システム “FRIONIC”
冷凍排熱を熱エネルギーで再利用しエネルギーコストを削減
1. 温度帯域別蓄熱管理システム このタンクでは、温度帯別の熱管理を行っています。温度管理を徹底することによって、異なる温度の温水が混じり合うことがなく、余分な熱ロスが少なくなります。 また、用途別に分けて供給されることで、効率よいタンクの運用が可能となります。例えば、タンク上部の「高温水」はキッチンや風呂・シャワーなどの給湯用途へ、タンク中央より下の「低温水」はパネルヒーターなどの放熱器や床暖房に利用されます。 2. 凝集器をタンクに内蔵 通常、冷凍冷蔵システムにおいて排熱は、室外ユニットによって排出されます。FRIONICシステムでは、排熱を回収する凝縮器がタンクに内蔵されており、冷媒を通じて効率よく熱回収が行うことができます。 3. 複数の機能を一つにした統合システム 冷熱供給の需要と温熱需要にはギャップが生じるため、その需給ギャップを調整する貯湯蓄熱機能はタンク本来の機能として備わっています。更に、凝集器を始め、補助熱源としてのステンレス製チューブボイラーを一つのタンクに統合したこれまでにない画期的なタンクシステムです。
- 企業:株式会社トモエテクノ 東京本社
- 価格:応相談