コーティングアプリケーション事例『ガラスレンズモールド』
より高い性能が期待できる非球面レンズに採用された事例の紹介
デジタルスティルカメラや携帯電話に代表される小型端末機器においては、より高い性能が期待できる非球面レンズが必要となってきています。 従来のDLC膜は硬く、摩擦係数も低くコーティング膜として採用されて来ましたが、ガラス硝材の性能多様化に伴い十分な成型寿命を実現出来ないケースが発現してきました。 『ta-C膜』はダイヤモンド結合Sp3成分が多いことでDLCに比較してより硬く、摩擦係数も低く、更に反応性エッチングにより容易に金型面から剥離できることから、DLC膜に置き換わって採用されています。 【アプリケーション事例】 ○単純なta-C膜ではレンズの成型中に金型からの剥離が起こりやすい ⇒FCVAコーティング方式の特徴であるバイアス電圧付加により多層膜を実現 ○寿命が従来のDLC膜に比較して4倍になったケースもある 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
- 企業:株式会社ナノフィルムテクノロジーズ ジャパン
- 価格:応相談