Q&A:Q.3価クロムめっきと3価クロメートは違う処理ですか?
Q&A: Q.3価クロムめっきと3価クロメートは違う処理ですか? A.違う処理となります。違いについて回答します。
3価クロムめっきは、3価クロム化合物を使用したクロムめっきです。 3価クロメートは化成処理です。 3価クロム化合物である塩化クロムや硫酸クロムを使用したクロムめっきも、3価クロム化合物を0価に還元して析出させためっきですので、 めっき皮膜はクロム金属であり、3価クロム化合物、6価クロム化合物ともに含有しません。( RoHS指令対応可能です) 3価クロムめっきはニッケルめっきの上にめっきすることが一般的であり、母材はめっきできる金属であれば選びません。 3価クロムクロメートは3価クロムを使った化成皮膜を科学的に生成する化成処理であります。 3価クロム化合物を使用した化成処理皮膜は、水酸化クロム、酸化クロム(3価クロム化合物)等による化成処理皮膜ですので、6価クロム化合物は含有しません。 ( RoHS指令対応可能です) 3価クロム化合物を含む皮膜を亜鉛やアルミの表面に生成させることで高い耐食性を得ることができます。 一般的に3価クロメートは、亜鉛めっき後に処理することが圧倒的に多く鉄の防錆処理として普及しております。 当社では、アルミに直接3価クロメートすることも可能です。
- 企業:株式会社シルベック 本社工場
- 価格:応相談