ステンレス鋼向け軟窒化処理(PSN処理)
真空処理もハロゲン化物による不働態被膜の除去も不要。 ステンレス鋼のための軟窒化処理。
ステンレス鋼に対して軟窒化処理を行う際には、 表面の酸化クロムの不働態被膜により窒化が阻害されます。 このため、通常は、真空状態を作り不働態被膜を除去する、 または、ハロゲン化物で不働態被膜を除去する、 などを行った上で窒化を行います。 しかしながら、弊社の精密低温窒化処理(PSN処理)では、 熱分解した際に、不働態被膜を還元する雰囲気を作り、 かつ、軟窒化を行うためのガスを生じる粉末体を材料とすることで、 ステンレス鋼の軟窒化を実現可能です。 ステンレス鋼に対して、軟窒化処理を検討されている方は、 お気軽にお問い合わせください。 【その他の特長】 ■寸法変化、変形を最小限に抑えられる、低温処理が可能(400℃~530℃)。 ■後工程としてショットピーニング、PVD処理などが可能。複合処理による相乗効果も 期待できる。 ■機械的特性の改善、主に耐摩耗性、疲労強度、耐熱性の向上 ■樹脂金型における離型性の向上 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:朝日熱処理工業株式会社
- 価格:応相談