塗料用添加剤の種類とその作用効果、配合設計時の留意点、市場動向
★様々な添加剤の特徴から使用方法、メカニズムまで含めて詳細に解説 ☆塗膜の耐久性を支える添加剤の配合設計時の留意点
【第1部 講演主旨】 屋外で使用される塗料は、太陽光に含まれる紫外線によってダメージを受け、その光沢を失い、時には下地材料の保護膜としての機能も失ってしまう。この塗料を紫外線のダメージより保護するために添加されるのが、紫外線吸収剤とHALS(光安定剤)である。現在自動車塗料が、10年以上に渡って、その光沢を保持し続けられるのは、もちろん塗料メーカーの材料自体の開発、改良と共に、これらの添加剤なくしては、そのような耐久性は得られない。 今回、それぞれの特性を紹介すると共に、配合設計における留意点を説明する。 【第2部 講演主旨】 水系およびUV硬化系システムは、塗料の環境対応化に適した有益な手法である。水系化に伴う泡や被塗物が濡れ難いといった問題を解決する手立てや、UVモノマーやオリゴマーとの反応硬化を利用した性能向上を、添加剤を用いて達成する事例と化学的な理論を紹介する。 【第3部 講演主旨】 日本ペイント(株)に40年勤務し、特に自動車用塗料の研究・開発・適用の仕事に関わって来ました。その過程で得た添加剤に関する知見が少しでも皆様方に役に立てば望外の幸せと考えております。
- 企業:株式会社AndTech
- 価格:1万円 ~ 10万円