【課題解決事例】排水検査の精度を保つためのクロスチェック
排水検査と除害施設メンテナンスの分離発注がなされており、排水の水質が基準に対して超過する傾向にある工場の事例を紹介!
排水検査と除害施設メンテナンスの分離発注がなされている、工場の事例で、排水検査については当社が担当しています。 ある工場では排水の水質が基準に対して超過する傾向にありました。そのため行政の罰則制度により、基準値を超過した程度に応じ、所定の料金の支払い義務が発生していました。そこで統括管理会社が除害施設メンテナンス会社に改善を依頼。 除害施設メンテナンス会社はその後、改善策を講じ、その効果を証明するために(当社とは別に自社で)排水検査を実施し、検査結果を統括管理会社に提出しましたが、その結果は実情に合わず(懸濁物質SSが0mg/L ※0mg/L とは全く浮遊物がない状態)、信頼性の低いデータでした。 ちなみに、ほぼ同時期に当社が実施した排水検査のデータは基準値(=200mg/L)付近で、違う結果でした。 このような事例を踏まえると、排水検査を分離発注していない場合には、適宜、当社のような第三者機関でクロスチェックを実施されることが有効と考えられます。
- 企業:日本水処理工業株式会社 本社
- 価格:応相談