【開発品】18ZDEB 加熱型/真空型 自動乳鉢
■真空中で加熱しながら擂潰(すりつぶし)が可能 ・加熱温度は120℃まで ・ロータリーエバポレータとしても使用可能
【特長】 • 真空+加熱による効率的な濃縮・脱気処理を大容量で実現 1 Lの加工容量に対応しつつ、真空環境下での加熱処理により、粘性の高いペーストやスラリーを短時間で濃縮・脱泡可能。試作スケールから小ロット製造レベルまで対応できる拡張性。 • 加熱能力に優れたラバーヒーターによる温度制御で、高粘度材料の流動性を確保 ラバーヒーターによる乳鉢全体の包み込み加熱により、材料の局所的な過熱を抑えつつ、スムーズな粘度調整が可能。加熱に特化した処理系として、高粘度材料の取り扱いに適している。 【好適使用事例】 • 高粘度接着剤の脱気と粘度調整を兼ねた前処理 エポキシ系やシリコーン系などの高粘度接着剤を真空下で加熱し、溶剤揮発による粘度調整と気泡除去(脱泡)を同時に行う用途に適する。 材料全体を温めながら混練できるため、均一な粘度制御と高品質な仕上がりが可能。実装工程前の安定供給用下処理として有効。 • バイオマス由来樹脂の脱水濃縮と改質反応の促進処理 真空+加熱環境下での脱水処理が求められる場面で活躍。ラボスケールでの改質処理や、安定品質の試作ペースト製造に向く。
- 企業:株式会社石川工場
- 価格:応相談