【めっきの知識】アルミ材への硬質クロムめっき処理
軽量というアルミ材の特性を保有したまま硬質クロムめっきの特性を機能付与!
アルミ材(アルミニウム)への硬質クロムめっき処理は通常の処理とは異なり、 亜鉛置換、ニッケルめっき処理を行いその上に硬質クロムめっき皮膜を生成します。 アルミニウムは空気中の酸素と反応し、その表面は酸化アルミニウム(Al2O3)の 皮膜に覆われています。この酸化被膜は化学的に安定な物質で、 硬質クロムめっき処理を施すには、この酸化皮膜を除去する必要があります。 しかし、硬質クロムめっきの場合、この酸化被膜に覆われている表面を 機械的に削りとったとしても、めっき溶液に漬けた途端にめっき溶液による 酸化反応により、再度、酸化アルミニウムの被膜が形成され、 通常の手法ではめっき処理が不可能です。 ※コラムの詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:株式会社遠州クロム
- 価格:応相談