【自己制御ヒータ導入事例】液糖の再結晶化防止
蒸気から自己制御ヒータへ、再結晶化を防止
兵庫県神戸市の三井製糖(株)神戸工場様で液糖再結晶化防止として自己制御ヒータを施工しました。 従来は液糖タンク内に直接温風を吹き込んでいたため液糖が再結晶化し、これがストレーナ(液体から固形成分を取り除くために用いる網状の器具)に詰まることで出荷時間が長くなり、課題となっていました。 品質の変化が起こりやすい液糖の加熱に対して自己制御ヒータを提案し 液糖タンクの下部に自己制御ヒータを巻きつけ外側から加熱を行ないました。 施工後、自己制御型ヒーターの導入により、加温不要化と放熱ロス解消で一次エネルギー使用量を56%削減。再結晶化防止で出荷時間を年間30分に短縮し、ストレーナ洗浄も不要となって省メンテナンス化を実現しました。さらに温度均一化で品質が向上し、微生物発生リスクも低減しました。
- 企業:株式会社テクノカシワ
- 価格:応相談