ドライな潤滑被膜 DLC/NEO-Cコーティング
プラズマCVD法により、複雑形状の製品や内径内面へ密着力の優れたDLCーSi被膜をコーティングできます。
「プラズマCVD NEO-Cコーティング」は、真空中で得られる低柵プラズマを利用して種々の製品にトライボロジー特性に優れたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を高い密着力でコーティングします。 処理後の製品では、2000Hv前後の高硬度で低摩擦係数な平滑性に優れた高性能表面が得られます。 また、これまでのDLCの弱点だった付き回り性の悪さも大幅に改善し、複雑な形状を持つ金型、機械部品の凹凸面や内径内面の処理にも対応が容易です。 アルミ・銅など非鉄金属やハンダの凝着防止に効果があり、非鉄金属のプレス金型や摺動性の機械部品などのメンテナンス性が大幅に向上するとともに、耐久性も向上させる事ができます。 また、摩擦抵抗の低減や耐焼付き性の改善により加工時の潤滑油や離型剤の使用量を低減できることから、環境調和型の表面改質技術としても注目されています。
- 企業:日本電子工業株式会社 本社
- 価格:応相談