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爆発圧着
接合できない高級金属を火薬の力で接合できます。時代にマッチングした接合方法です。 爆発圧着(ばくはつあっちゃく:explosive welding)とは、 二種類の金属を爆発力によって高速で衝突させ、金属同士を結合させる加工法です。 爆着のよい点は、何種類もの金属をくっつけることができることです。 これは、液化天然ガスを扱うプラントなどで使われている5層構造の金属の配管です。 爆発圧着は溶接などと違い、材料同士が冷間で接着されるため材料同士が熱で変化しないというメリットがあります。特に物性に大差のある金属間での圧着が可能です。 この爆発圧着法では、従来の溶接などで接合不可能な金属をきわめて強固に接合することが出来ます。例えばチタンと鉄や銅とアルミニウムの場合などに適しています。 研究開発的な試作も行えます。ステンレス、ニッケル、チタン、アルミニウムなど多層の圧着が可能です。 爆着後の圧延も可能です。 爆発圧着はその圧着界面が金属間化合物を呈することが特徴です。