淀川サンセイの製品・サービス一覧

当社の、特種フィルムのプレス端面に発生するクラックに似た「裂開」の 改善を行った、製作事例をご紹介いたします。 虹彩現象を抑えた特殊フィルムを長方形にトムソン刃でプレス加工する 依頼がありました。対応するも、9000回前後の使用で、再び微細では あるけれども基材裂開が散発しだしました。 急いで、製品部分とカス部分のプレスの条件を確認したところ、製品側に 入れているスポンジが裂開に影響を及ぼしていることがわかりました。 スポンジの条件を見直し、裂開が発生しないスポンジの入れ方にたどり付き 今では9000回どころか30000回使用しても裂開の発生は起きません。 【事例概要】 ■問題点 ・4辺の内、決まった2辺にところどころに切断面よりやや内側にキラリと 　白く細い線状のもの(基材裂開：れっかい)が発生していることが判明 ■結果 ・9000回どころか30000回使用しても裂開の発生は起きない ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

医療機器メーカーからのPETを使用した製品加工依頼があり、当社で行った 製作事例についてご紹介いたします。 当初は、一般的な温度でアニール処理をして加工を試みましたが、 加工後の寸法が動き、寸法精度±0.01mm以内に収まりきらず、 この案件を諦めかけておりました。 しかし、様々な文献を調査し、様々な条件を繰り返し試してみて、遂に 一般的な温度とはかけ離れた融点に近い温度でのアニール処理、また 昇温速度、アニール処理温度時間、降温速度を見つける事ができました。 【事例概要】 ■依頼内容 ・加工後の寸法精度が悪いPETを使用した製品の加工 ■結果 ・寸法精度±0.01mm以内を十分に満足するアニール条件を見つけることができた ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

自動車部品メーカーから穴明け加工と外形抜き加工を行う抜き加工の 依頼があり、当社で対応した製作事例についてご紹介いたします。 当初、設計した金型は、一般的なダイハイト高さを変化させると、穴と 外形両方のダイハイト高さが変わる金型でした。穴明け加工部分だけ 深く入れたくても、同時に外形も深くなり不良品が多く発生。 穴明け加工部分と外形加工部分を独立させて加工できる金型を、試行錯誤を 繰り返し、ストリッパープレートに改良を加えることによって、穴明け 加工部と外形加工部のダイハイト高さを別々に制御する金型が完成しました。 【事例概要】 ■問題点 ・自動車部品のため、受注量も多く、不良品を除去する工程が有り 　生産性も悪く、不良品が良品に混じりクレームになることもあった ■結果 ・当該金型を使用して加工を行うことによって、不良品が発生しなくなり、 　歩留まり及び生産性が格段に向上 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

当社では、自動車に使用される様々な部品を加工し、ご提供しております。 メーター類やカーナビなどの電装部品から耐熱性が必要な部品の加工など、 使用用途に応じて適正な材料をご提案し、部品を製作。 カーナビ用部品をはじめ、メーターパネル用部品、ウィンドウ用フィルム、 リチウムイオンバッテリー用部品など、さまざまな加工実績があります。 【加工実績（抜粋）】 ■着席センサー ■オイル用パッキン ■バンパー加工部品 ■カーナビ用部品 ■ウィンドウ用フィルム ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

淀川サンセイ株式会社では、液晶関連部品の加工を行っております。 お客様の要求品質に応じた加工方法及び検査方法を考慮し、スマートフォン・ カーナビ・液晶テレビ等に使用されるフィルム・両面テープ部品を製作。 また、スクリーン印刷による保護フィルムの形成においては、形状に制限 されず保護フィルムの形成が可能となっており、ITOやガラス面の保護に 使用できます。 【加工例】 ■ファインピッチ回路印刷 ■静電容量センサースイッチ ■スクリーン印刷による保護フィルムの形成 ■RFIDの保護加工 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

当社では、「二重アイテープ・付け爪テープ」といった化粧品関連の加工品から 不織布抜き加工品、医療現場で使用される製品など、幅広く提供しております。 その他にも、貼っていることが分からない特殊な数umの厚みの 部材を使用した加工品「脇汗フィルム」や、主に美容機器に 付属する鏡に、遮光テープの貼り合わせも行っております。 使用用途を考慮して、材料及び形状を提案することが可能です。 【加工品(抜粋)】 ■脇汗フィルム ■二重アイテープ・付け爪テープ ■フェイスシールド ■クッション固定テープ ■遮光テープ ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

セパレータ剥離・再ラミネートによる製品カール対策を行った 事例をご紹介いたします。 材料起因によるカールが発生していましたが、材料メーカーからの 対応は無く、そのまま加工してカールのあるまま製品を出荷。 お客様からカールがない方が製品として使いやすいとのことで、 対策の検討を進めました。 材料はセパレータを剥離するとカールが無くなることが分かったため、 セパレータの貼り直しでも効果があるか検証した結果、十分な効果が ありました。 また、セパレータの貼替ではなく貼り直しで対応できたことで、 追加で材料を使用することなく対策できました。 【課題】 ■カールのあるまま製品を出荷していたが、お客様からカールがない方が 　製品として使いやすいとのことで対策を検討 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

トムソン型ベース板の異種装置共用化を行った事例を ご紹介いたします。 トムソン型を使用するプレス装置が複数機種あり、機種ごとに トムソン型を取り付けるベース板(土台)の形状が異なります。 異なる装置でトムソン型を共用できるようベース板の形状を改良。 加工装置の選択肢が増え、1つの装置に集中した際に別の装置へ 加工分散が可能となりました。 【問題点】 ■少量多品種の生産体制であるため一つの加工装置に集中した場合は 　納期対応に追われることがある ■トムソン型を2機種分購入すれば余計な出費になる(1台数万円) ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。