PCベースのT&M製品の分野で業界をリードするPico Technology Ltdは、PicoScopeソフトウェアの最新バージョンとなるPicoScope 7.1.39をリリースしました。 この新バージョンソフトウェアには、以下の機能が追加されています： •波形の表示上に配置可能な注釈機能。特定の波形イベント、性質、異常を強調表示・説明する矢印も使用できます。画像として文書化して共有したり、.psdataファイルとして保存して印刷したりできます。 •PicoScopeの迅速なナビゲーション・操作を可能にするキーボードショートカット。タスクを素早く簡単に実行できます。 •自動車用Ethernet試験向けの10BASE-T1Sデコーダー。 •新しい電力測定機能および演算関数機能：波高率、DC電力、ACエリア、DCエリア（正味、正の変数、負の変数、絶対変数）。 •PicoScope .psdataファイル形式から.csv、.txt、MATLAB（.mat）ファイル形式へのコマンドラインバッチ変換（現在はWindowsのみ）。

Pico Technology（本社 ケンブリッジ、英国）は、PicoScope 9400シリーズを大幅に拡張し、4チャンネルで25 GHzの周波数帯域幅を実現する高性能オシロスコープ、PicoScope 9404A-25をリリースしました。 この最新モデルは、周波数帯域幅5 GHz/16 GHzのモデルを有する既存のPicoScope 9400シリーズの上位モデルで、高性能を誇る同オシロスコープシリーズをさらに拡張した機能が搭載されています。 Pico Technology独自のサンプラー拡張型リアルタイムオシロスコープ（SXRTO）テクノロジーは、従来のリアルタイムサンプリングの機能とサンプリングオシロスコープの機能を組み合わせており、どちらの分野に取り組むエンジニアにとっても最適なソリューションとなっています。このテクノロジーにより、入力信号に直接トリガーし、トリガー前のデータを記録することが可能で、同時に、サンプリングスコープの高時間分解能と高振幅分解能を実現します。

Pico Technology社は、PicoScope 3000EシリーズにMSO（ミックスド・シグナル・オシロスコープ）版を追加することを発表しました。最先端技術を搭載しつつも使い易い設計となっているこの最新MSOモデルは、世界中のエンジニア、技術者、研究者の多様なニーズを満たすことができます。最新MSOモデルは、既存の3000Eシリーズの強力な機能に加えてデジタル・チャンネル機能を搭載しており、ミックスド・シグナルを扱う組み込みシステムのテストやデバッグに最適のツールです。