エルコメーターの製品・サービス一覧

巨大なビルから小型の家電製品まで、今日、保護膜や化粧被膜が施されていないものはまずありません。これらの被膜が直ぐに剥がれてしまうと、少なくとも塗り直しの費用がかかります。付着力試験とは、塗膜と下地面、塗装層同士、または下地の付着力を定量的に求めるプロセスのことです。通常、保守点検作業の一環として所定の付着性試験を実施します。塗膜の付着性を数値で読み取れる、使いやすい、持ち運びしやすい試験機です。塗装や溶射された甲板、鋼鉄やアルミニウム、コンクリート地の試験に使用できます。 ・収納ケース付きで、現場での持ち運び・試験に適しています。 ・測定範囲によって５種類の中から選択できます。 （0～0.2、0～3.5、0～7.0、0～15、0～22 MPa） ・手動式：電源(バッテリー)不要 ・EN13144とISO 4624準拠のカッターが付属します。

• 試験機器・装置

バーコル硬度計『K3101』は、軽量で携帯性に優れた硬さ測定器です。 塗膜やプラスチック、FRP、アルミニウム、繊維強化樹脂など、幅広い素材の表面硬度を即座に測定できます。 操作はシンプルで試料に押し当てるだけ。 針の進入深さを指標としたバーコル硬度値をその場で読み取ることができます。 特に成形品や部品の受入検査、現場での品質確認、研究開発において迅速かつ信頼性の高い硬度評価を可能にします。 バッテリーや電源を必要としないため、電気機器の持ち込みが制限される場所でも安心して使用可能です。

• その他検査機器・装置

ホイールが３つ重なった構造の高精度で使いやすい膜厚計です。中央のホイールは他の２つより小さく偏心しています。濡れた塗膜の上で膜厚計を回転させて中央のホイールが膜の触れたところの目盛を読み取ります。この値が膜の厚さです。 便利なハンドルもご用意しています。長さ１５ｃｍと５０ｃｍの２種類があります。別途ご注文して下さい。 塗料の固形成分体積率（一般的に塗料の製品説明書に記載されている）が分かっている場合は、濡れた塗膜厚から乾燥時の塗膜厚を予測することができます。 測定範囲はモデルによって異なります。最も狭いものは０～２５μｍ、最も広いものは０～１０００μｍです。

• 電気計器・電位計(メータ)

塗装・防食施工現場における環境チェックを手軽に、かつ確実に行える手動式湿度・露点計です。 回転式およびスリング式モデルをラインアップし、電源不要で携帯性に優れ、 現場作業の初期環境確認や立会検査に最適です。 湿球・乾球温度差から露点を算出し、手元のスライドルールで相対湿度（%RH）および露点温度を導き出せます。 測定範囲 −5 °C ～ 50 °C（23 °F ～ 122 °F）で、軽量300 gのため屋外や高所作業でも負担になりません。 基礎的ながらも信頼できる測定手法を採用しており、 現場での「この環境、塗装して大丈夫か？」の即断材料として活用できます。 ISO 8502-4、ASTM E 337-B、BS 2842などの規格に対応しており、施工品質管理の第一歩として位置づけられる一台です。 ベテラン・新人を問わず同一条件で露点・湿度を把握できる点もメリットです。

• その他塗装機械

ブラスト処理面などの表面粗さを高精度に測定できるハンディ機器です。 プローブを当てるだけでこれまでの読み取り回数、平均値、標準偏差、最大値、最小値、変動係数などを瞬時に数値表示。 （なぞりながらではなく、点で測定行います） 従来の比較板やレプリカテープでは得られなかった“定量的な粗さ評価”を実現します。 頑丈で衝撃耐性があり、密封性（IP64防塵・防滴）を備えた構造。 バックスクリーン付き高コントラスト表示、操作性のよい大きなボタンを採用。手が汚れた状態でも使いやすい設計です。 また、USBおよびBluetooth通信機能を搭載し、測定データはPCまたはスマート端末に転送。 ElcoMasterソフトウェアとの連携で報告書作成も効率化できます。 プローブ先端にはタングステンカーバイト製 60° チップを採用し、高耐久性を確保。 ※本製品はISO 8503-4に準拠したブラスト面の粗さ評価を目的としており、 JIS B 0601の触診式（工業部品の仕上げ面評価）には対応していません。

• 試験機器・装置

Elcometerの自動フィルムアプリケーターは、特に、次の点を考慮して設計されています。 ・一定の塗布速度 ・ 滑らかな動き。塗膜がまだらになったり厚さがばらつくことはありません。 ・高い繰り返し性と再現性 どのモデルにも、最新技術を採用した塗布台が付属、真空吸引孔・吸引溝やヒーター付きのモデルもあります。また、平坦な塗膜が得られるように、どのアプリケーターも、座標測定機によって正確に測定されています。また、各種Leneta試験紙もご用意しています。白地や黒地、白黒のさまざまなパターンのものがあります。

• その他

洗浄性試験機および摩耗試験機 1720は、頑丈で信頼性が高く、さまざまな素材の洗浄性、ブラッシング性、耐衝撃性を試験できる汎用性も兼ね備えた設計にされています。 陽極酸化アルミニウム製の耐摩耗性および洗浄性試験機の耐久性と堅牢性試験機は、試験全体を通して完全な安定性を保証し、最速のストローク速度でも再現性のある結果を保証します。 ・最大4つの異なる特性を同時にテストし、時間を大幅に節約します。 ・多言語デジタルディスプレイにより操作が簡単です。 ・簡単にサンプル配置ができるため、テスト間の素早い切り替えが可能になります。 動作等については、Youtubeの製品紹介ビデオをご覧ください。 設定から日本語翻訳することも可能です。

• 試験機器・装置

・フローカップ：オリフィスから液体が流下する時間によって粘度を測ります。相対的な尺度にする場合や、粘度を区分する場合によく使われます。通常、測定された流下時間（秒）は、換算表を使ってセンチストークス単位の動粘度に換算できます。 カップスタンド、保温ジャケット付きカップカップスタンドなどのアクセサリーもあります。 ・ディップカップ：Frikmar、ザーン(Zahn)、Shellなどの種類があります。原理はフローカップと同じですが、製造現場や売場で素早く粘度を測る際に便利です。 オプションで校正証明書の発行も可能です。

• 試験機器・装置

メカニカル膜厚計（通称バナナゲージ）『A211』は、鉄鋼素地上の塗膜厚をシンプルに測定できる 電源不要のアナログ式膜厚計です。 電子部品を使用しないため故障リスクが極めて低く、過酷な現場でも安心して使用可能。 さらに電池や電源を必要としないため、製油所や可燃ガスが発生する防爆エリアなど、 電気機器を持ち込みにくい環境でも活躍します。 デジタル膜厚計に比べて価格が手頃であり、初めての膜厚管理やサブ機としても導入しやすいのが特長です。 独特の「バナナ」形状は手にフィットし、軽量で持ち運びも簡単。屋外や電源環境のない作業場でも即座に測定できます。 付属の標準片で校正が容易に行え、精度管理もシンプル。 壊れにくく、長く使える基本の1台として幅広い現場で信頼されているモデルです。

• 膜厚計

ピンホール探知器『D236』は非導電性塗膜に発生するピンホールや欠陥を正確に検出できる、 低～中電圧対応の万能型モデルです。 コンパクトかつ軽量な設計で、現場での持ち運びや取り回しが容易。 直感的な操作性と調整可能な電圧設定により、幅広い塗膜厚に柔軟に対応します。 シンプルながら信頼性の高い構造で日常的な検査から施工後の品質確認まで幅広いシーンで活躍。 効率的かつ安定した検査を可能にし、塗膜の健全性を長期的に確保します。

• 試験機器・装置

塗膜の衝撃に対する抵抗力を測定するシンプルな衝撃試験機です。次の2つの試験法があります。1つは、塗膜金属片の上に、パンチを付けたおもりを落とす方法、もう1つは塗膜片にパンチを置き、上からおもりを落とす方法です。 エルコメーター1615可変式衝撃試験機は、試験機本体（基台と目盛付きチューブ）と、7種類のキットに分かれています。 【適合規格】 ASTM D 2794, ASTM D 5420, AS/NZS 1580.406.1, BS 6496:1984, EN 12206-1:2004, EN 13523-5, ISO 6272:1993, ISO 6272-1, JIS K 5600-5-3:1999, NF T30-017:1989

• 試験機器・装置

ピンホール検査用紫外線灯『D260』は、塗膜表面の微細な欠陥やピンホールを 迅速かつ正確に発見するために設計された専用アクセサリーです。 特殊な紫外線を照射することで、目視では確認しにくい塗膜の欠陥を鮮明に浮かび上がらせ、検査の信頼性を高めます。 軽量で持ち運びやすく、現場やラボでの検査作業に最適。 Elcometer のピンホール探知器と併用することで、より効率的で網羅的な塗膜検査を実現します。 シンプルながら効果的な補助ツールとして、品質保証の一助となる製品です。

• 分析機器・装置

寿命が長く質のよい塗膜が形成されるようにするには、塗布する前に、表面の汚染の程度を判定しておくことが重要です。 Elcometer 138ブレスルキットには、Elcometer製ブレスルテストパッチE135-Cが含まれているモデルもあります。

• その他塗装機械

塩分濃度計 『E130』は鋼構造物や船舶、橋梁などの表面に残留する塩分を迅速かつ正確に測定できる ポータブル塩分濃度計です。 防食塗装における下地処理の品質管理において、塩分汚染は塗膜の早期劣化や剥離の大きな原因となります。 本製品は国際規格に準拠した試験方法に対応し、測定値を数値で明確に表示。 現場での簡易操作と高い信頼性を兼ね備えており、検査担当者や施工管理者の作業を効率化します。 コンパクト設計により持ち運びが容易で、バッテリー駆動のため電源環境に左右されず使用可能です。 さらに、シンプルなインターフェースにより誰でも直感的に扱える設計となっており、定期点検や施工前の検査に最適です。 品質確保の要となる塩分濃度の管理を、E130が強力にサポートします。

• その他環境分析機器

Elcometer 480 光沢計は、塗装やコーティングの「見た目の美しさ」を正確に数値化する高精度測定器です。 20°・60°・85°の3角度で光沢を測定でき、低光沢から高光沢まで幅広く対応。 仕上がりの良し悪しを感覚ではなく「数値」で管理できるため、誰が測定しても同じ評価基準を共有できます。 測定値はISO、ASTM、DIN、JISなどの国際規格に準拠しており、国内外での品質保証に最適。 大型カラー画面による視認性の高さとシンプルな操作性により現場から研究室まで幅広く活用できます。 さらにBluetoothやUSBでPC・スマートフォンにデータ転送可能。 ElcoMasterソフトウェアと組み合わせれば、レポート作成や履歴管理もスムーズに行えます。 「仕上げの美しさ」を信頼できるデータで保証できます。

• 外観検査装置

クロスカット法付着性試験機　『F107』塗膜の付着性をクロスカット法で評価するためのポータブル試験機です。 塗装された表面に専用カッターで一定間隔の切り込みを入れ、粘着テープを用いて剥離状況を確認することで、 塗膜が下地にどれだけ強固に付着しているかを判定できます。 本製品は、JIS、ISO、ASTMなどの国際規格に準拠して設計されており、研究室だけでなく現場でも安心して使用可能。 複数種類のカッター刃を用意しており、塗膜厚さや基材に応じて適切に選択できます。 軽量かつコンパクトなデザインで携帯性に優れ、操作もシンプルで誰でも短時間で測定できるのが強みです。 塗装品質の管理や施工後の検査を効率的にサポートする、現場必携の付着性試験機です。

• その他検査機器・装置

鉛筆引っかき試験は、Wolff-Wilbornテストともいいます。硬さの異なる鉛筆（黒鉛芯）を用いて、塗膜の硬さを判定します。 Elcometer 501は、鉛筆の芯が常に45°の角度、7.5N（1.68lbF）の力で塗膜を押すように設計されています。 専用の鉛筆削りと研磨紙で研いだ鉛筆の芯をElcometer 501に装着し、平坦で滑らかな塗膜の表面に押し当てます。 塗膜に傷を付けた鉛筆のうち、最も軟らかい芯の硬さが、塗膜の硬さになります。

• 強度試験装置

超音波精密厚さ計『PTG』は、製造現場における品質管理や寸法検査に最適な非破壊測定ツールです。 金属、樹脂、ガラス、複合材など多様な材料に対応し、最大分解能0.001mmという高精度を実現。 製品検査や加工部品の寸法管理・出荷前検査などで活用でき、安定した精度と再現性により 信頼性の高い品質保証を実現します。 機器や探触子はコンパクトで操作性に優れており、作業者のスキルを問わずスムーズな測定が可能です。 さらに、広い測定範囲と優れた再現性により薄肉部品から厚板まで柔軟に対応可能。 測定データは内蔵メモリに保存、Bluetoothを介してPCやモバイル端末へ転送可能なため、 検査記録の管理や報告書作成も効率的に行えます。 直感的な操作画面と頑丈な筐体により、現場作業者から品質保証部門まで幅広く活用いただける、 製造現場の効率化と不良品削減を強力にサポートする厚さ測定ツールです。

• その他検査機器・装置

デジタル膜厚計A415は、以下の機能を備えています。 ・防塵防水仕様(IP64) ・見やすい・大きなカラー液晶画面 ・>60回/分の高速読み取り ・優れた測定精度 ・USB又はBluetoothで測定データをPCソフトウェア(無償)に即時転送（本体にデータ保存機能はありません）

• その他検査機器・装置

Elcometer製ブレスルテストパッチには以下の特長があります。 ・試験面に密着し、剥がしても発泡材の跡が残らない高品質、低価格の塩分濃度試験用パッチです。 ・発泡材の厚さが従来品よりも19％分厚いため、注射針を通しやすくなっています。 ・製造ロットに対しての、清浄度と試験面積の検査証明書の発行が可能です。

• その他検査機器・装置

硬質ステンレス製の粒ゲージで、ミクロン単位の目盛は±1μmの高精度です。 測定範囲： ・0～25μm　目盛1μm ・0～50μm　目盛2μm ・0～100μm　目盛5μm ・0～250μm　目盛12.5μm

• その他検査機器・装置

押し込み器に直径27mm(1.06インチ)の硬質スチール製ダイスと、直径20mm(0.79インチ)のパンチが装着されています。ハンドルを手で回して、試料にパンチを徐々に押し込みます。

• 試験機器・装置

直流パルス高電圧放電式ピンホール探知器『D280』は、厚膜塗装に潜むピンホールや欠陥を 確実に検出するための高精度検査機器です。 直流パルス方式を採用することで、高電圧での検査を安全かつ効率的に実施可能。 軽量設計と直感的な操作性により現場作業者が長時間使用しても負担が少なく、スムーズに検査を行えます。 さらに、電圧調整機能により、塗膜の種類や厚みに合わせた柔軟な対応ができるのも特徴です。 過酷な環境下での塗膜検査においても信頼性の高い結果を提供し、品質保証や設備保護に貢献します。

• その他検査機器・装置

硬質ステンレス製で2チャンネルのElcometer 2020粒ゲージには、傾斜した溝が2本ついています(溝の 深さはモデルによって異なります)。 公差は±2μmです。どのモデルも、溝の幅は12mm、長さは 127mmです。

• その他検査機器・装置

以下のモデルがあります。 ・ベーカーフィルムアプリケーター　 Elcometer 3520 (写真のモデル) ・可変型ベーカーフィルムアプリケーター　Elcometer 3525 & 3530 ・1面式フィルムアプリケーター　Elcometer 3550 ・4面式フィルムアプリケーター　Elcometer 3540 ・マイクロメーター付きフィルムアプリケーター　Elcometer 3570 ・鋳造刃付きフィルムアプリケーター　Elcometer 3580 ・キューブフィルムアプリケーター　Elcometer 3505 ・液溜付き4面フィルムアプリケーター　Elcometer 3508 & 3560

• その他塗装機械

ステンレス製のスクレーパーに、塗布厚の異なる1１個の切り込みが付いています。塗料の重力による垂れの性状を判定する のに使用します。

• 試験機器・装置

本体には、ネジで固定されたカーソルと先の丸い芯が付いています。芯先にバネによって圧力がかかります。それぞれ圧力の異なる4種類のバネがあります。 ・グレーのバネ： 0～3N（0.671lbF） ・赤いバネ： 0～10N（2.248lbF） ・青いバネ： 0～20N（4.49lbF） ・緑のバネ： 0～30N（6.74lbF） バネの圧力は、本体に付いている「環」で調節できます。荷重を徐々に増やしながら、膜面に短い直線を描きます。表面に付いた痕や膜が破れた状態を観察して、塗膜の硬さを判定します。

• 試験機器・装置

刻印盤の付いたステンレス棒に、500g（17.6オンス）の荷重がかかるようになっています。

• 強度試験装置

円筒形のカップに蓋が付いています。蓋には、余分な試料を除くための穴があいています。

• その他検査機器・装置

一定の時間、水を蒸発させるか乾燥剤で水分を吸収すると、試料の重量が変わります。膜厚に対する重量の変化量から、どの程度透湿性があるか（透湿度）を求めます。

• 試験機器・装置

ペイントインスペクションゲージ『A121』は、塗装膜の断面を直接測定する破壊式膜厚計です。 非破壊式膜厚計では測定が難しい樹脂や木材、プラスチック、コンクリートなどの非金属基材上の塗装でも、 正確な膜厚を確認することができます。 使い方はシンプルで、V字状の切り込みを塗膜に入れ、顕微鏡で断面を観察、付属のスケールで厚みを読み取ります。 構造がシンプルなため故障も少なく、長期間安定してご使用いただけます。 また、軽量かつコンパクトな設計で、現場への持ち運びも容易。 特に「最終的に確実な値を得たい」「非破壊式では精度が不安」といったケースで頼りになる検査機です。

• その他検査機器・装置

手動型クレーメン式硬度試験機は、塗膜の引っかきに対する抵抗性を判定する頑丈で使いやすい装置です。

• 強度試験装置

金属片の硬化した塗膜の弾性、付着性、伸長性が、屈曲によってどのように影響されるかを判定する装置です。 試料片の一部だけ、またはマンドレル全体の長さだけ曲げることができます。一度の試験で、さまざまな曲げ径による結果（塗膜の割れ）を観察できます。円筒形の試験機の方が、割れの止まった点がはっきりわかるので、両方の試験機を使用することをおすすめします。

• 強度試験装置

4900は、試験紙やサンプル材にフィルムアプリケーターを用いて手で塗布作業をするのに最適な卓上式バキュームテーブルです。全面に吸引孔の空いたアルミニウム製で、ガラスやプラスチックシート、隠ぺい力試験紙などに塗布するのに適しています。100mm当たりの高さの変化が2.3μmという非常に平坦な表面です。 表面の高さの変化がほとんどなく、ほぼ「完璧」に平坦になるように正確に作られています。Elcometerのどのバキュームテーブルも、平坦率はガラスの5倍です。 吸引孔付きのテーブルには、塗布試験面の大きさを210x297mm（8.3x11.7インチ）または297x420mm（11.7x16.6インチ）に切り替えるスイッチが付いています。

• 試験機器・装置

ステンレスの丸い棒にステンレスのワイヤーが巻かれたバーコーターです。一定の膜厚で均一に塗布できます。 ・巻線の直径によって塗布される膜厚が異なります。4～500μ m（0.157～19.685mil）の膜厚が得られるさまざまな巻線のバーコーダーを用意しています。 ・標準サイズのバーは、長さ250mm（4360モデル）と140mm（4361モデル）との2種類あります。塗布台や試験紙の幅に合わせてお選びください。標準長さ以外のバーコーダー制作も承ります。

• 試験機器・装置

A500Cは、コンクリート等の下地に塗られた厚さを非破壊方式で正確に測定できる超音波膜厚計です。 IP54の防塵・防水加工で、幅広い環境で使用可能。 標準モードで毎分60回、スキャンモードで毎分140回の高速読み取りで検査時間を大幅に短縮。 該当する塗料を選ぶだけで校正が可能。 【2種類の測定プローブ】 C1プローブ：測定範囲 0.15mm～2.5mm C2プローブ：測定範囲 0.75mm～10.0mm 【特長】 ■読み取り値10万件をメモリに保存 ■現場で交換可能なチップ付きのプローブで10mm（390mil）まで測定可能 ■人間工学を考慮した持ちやすいデザインで連続使用に最適 ■測定データはBluetoothまたはUSB経由で専用ソフトウェアに転送可能 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。

• その他計測・記録・測定器

塗装前の素地調整後、ブラスト面の粗さ（表面プロファイル）は塗膜密着性を大きく左右します。 Testex レプリカテープ『E122』は、表面の凹凸形状をフィルム上に正確に転写できる測定用テープです。 貼り付けた後こするだけで、鋼材表面の微細な凹凸を再現。 その後、シックネスゲージ『E124』などでフィルムの厚みを測定すれば、粗さ値（μm）を数値化できます。 粗さ範囲に応じて •12～25μm (0.5～1.0mils)： Coarse Minus •20～64μm (0.8～2.5mils)：Coarse •38～115μm (1.5～4.5mils)：X-Coarse •116～127μm(4.6～5.0mils)：X-Coarse Plus ASTM D4417-C、ISO 8503-5、NACE RP0287などの国際規格に準拠しており、世界中の防食塗装現場で採用されています。 簡単・確実・再現性のある表面粗さ測定を実現する、現場必携の品質管理ツールです。

• その他検査機器・装置

シックネスゲージ 『E124』は、塗装や被膜試験において、レプリカテープ等で取った表面型の“山‐谷高さ”を 高精度に測定できるアナログ厚さゲージです。 テスト用レプリカテープで複製された表面の凹凸を、0～5 mm（またはインペリアル換算版 0～0.25 インチ）領域で 測定可能とし、分解能は 2 μm（または 0.1 mil）と高精度。 本器はアンビル式加圧方式を採用しており、操作性が良く測定誤差を抑制できる設計です。 コンパクトでポータブルなボディながら剛性も確保されており、現場での使用に耐える堅牢性を備えています。 ISO 8503-5、ASTM D4417-C、NACE RP0287などの国際規格に準拠し、官公庁案件や重防食分野でも安心して使用可能。 校正証明書をオプションで付与できる設計で、公的試験／品質保証用途にも対応できます。 （日本で校正を行いますので日本式３点セットにて発行致します）

• その他検査機器・装置

F508プッシュオフ式付着性試験機は、さまざまな条件で使用できる用途の広い付着性試験機です。 平面と曲面（凸面と凹面）の両方を試験できます。 •人間工学を考慮した持ちやすいデザイン、現場での試験に便利な携帯式 •ドリーをすばやく簡単に装着できる連結金具 •測定範囲は2～25MPa 、精度はフルスケールの±1.5% •ハンドルを回して25MPaまでスムーズに加圧

• その他検査機器・装置

表面粗さ基準片 『E125』 は、グリットまたはショットブラスト加工された鋼材表面の粗さを、 基準片と比較することで直感的かつ信頼性高く判定できる試験片です。 1枚の基準片で、複数の粗さレベルを比較できる設計とし、 グリット用：25、60、100、150 µm ショット用：25、40、70、100 µm 用途や現場条件に応じて選べるバリエーションを揃えています。 本製品はニッケル合金製で高耐久性を持ち、日常の現場使用に耐える頑強さを備えています。 粗さ比較を目視で行う方式のため特別な装置を必要とせず、迅速かつ手軽に粗さレベルを判断できるのが特長です。 また、ISO 8503-1、ISO 8503-2、SSPC PA17、ASTM 等の国際規格に適合しており、国内外の検査要求にも対応しています。

• その他検査機器・装置

サンドブラスト、ショットブラスト、およびグリットブラスト加工面用の3種類の基準片があります。 粗さの標準は、0.5～5.5milの範囲で5段階に分かれています。 どの基準片も、拡大鏡（照明付き）装着 用の穴があいているので、明確に目視比較することができます。 試験片1枚で5つの粗さの値と比較可能です。

• その他検査機器・装置

塗装前の鋼材表面の状態を視覚的に確認できる判定用チャートです。 ISO 8501-1に準拠し、ブラスト処理や手工具処理後の表面状態を写真とイラストで分かりやすく示しているため、現場での判断基準や品質管理に最適。 施工者・検査員・発注者間で共通の認識を持つことができ、仕上がり品質の向上やトラブル防止に役立ちます。 持ち運びやすいサイズで現場利用にも便利です。

• その他検査機器・装置

超音波厚さ計『MTG』は、基材を傷つけることなく厚みを高精度に測定できる非破壊検査機器です。 金属やプラスチックなど幅広い材料に対応し、超音波パルスの伝播時間を利用して瞬時に厚さを算出。 簡単操作ながらも、統計データの記録や警告設定などの高度な機能を搭載しています。 ポータブルで堅牢な設計のため、現場環境でも安心して使用可能。 品質管理やメンテナンス、製造現場での検査業務において信頼性の高い測定をサポートします。

• その他計測・記録・測定器

直径1mm ( 0.04インチ、標準) の半球が試料の表面で徐々に下がりながら、60mm(2.36インチ）相対移動します。 試料を手前に引くに従って、針の付いたアームが自動的に下がり、試験が終わるとゆっくり上がります。 試験の再現性と繰り返し性をよくするために、切削針が自動的に試料に接触し、膜面上を動き、試験が終わると自動的に上がります。 荷重の大きさによって、表面だけの痕跡から塗膜の完全な破壊まで、針が侵入する度合いが異なります。 試験中に塗膜が完全に削られて切削針が金属の下地に触れると、ランプが点滅し、電圧計の針が動きます。

• 試験機器・装置

さまざまな素材の引っかき、ずれ、切り込み、擦過、彫り込みに対する抵抗力を試験する装置です。持ち運び可能で、厚さ12.7mm（1/2インチ）までの、一辺または直径が101mm（4インチ）の正方形か円形の試料を試験できます。 目盛付きアームの高さは、試料の厚さに合わせて調節します。ダイヤモンドの切削針を試料の表面に触れさせてスイッチを入れます。

• 試験機器・装置