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固形物の混在するスラリー送液を行うには、専用のメカニカルにすることで送液が可能となります。 また、送液流量および配管内部の流体速度が遅い時などに、ポンプ駆動部に微振動を与えることで、スラリー送液の流量再現性を手助けする微振動装置の ＯＮ／ＯＦＦ スイッチ付も装備しています。 そしてダブルシール方式を用いたことにより、プランジャーの直進性とポンプヘッド後部の洗浄を行うことが出来るので、シールの耐久性が確実に向上します。 オプションのデジタル圧力計は、（写真：送液ポンプ上部）６１２０型シリーズから必要とする定格圧力5機種(5MPa・10MPa・20MPa・50MPa・100MPa)から選択ができます。 ポンプと圧力計を切り離すことにより、圧力センサー内部にスラリーが混入したトラブル時に、メンテナンスがとても容易に行うことが出来ます。 スラリー媒体の内容において、詳細仕様のお打ち合わせが必須となります。 特に、流量の少ない機種の４００３ＳＶ型 ４００５ＳＶ型 ４０１０ＳＶ型の３機種は、スラリー媒体のサンプルと使用条件の詳細内容が必須です。
オンライン脱気装置の基本構成は、チャンバーユニットと真空ポンプそして制御基盤の三機構で成り立ちます。 チャンバーユニットは、内部にテフロンＡＦの透過膜があり、その中を溶媒が通過している間に溶存酸素だけを取り除く製品です。しかし、溶存酸素だけでなく、溶媒のガス化も多少は透過してきますので、チャンバーユニットの材質は耐薬品性の樹脂を使用。 真空ポンプも同様に、溶媒のガス化は多少とも透過してきますので、駆動するポンプ内部にはかなりの負担があります。そこで耐久性と、メンテナンスフリーにできるかが問われ、そのうえ真空ポンプの性能で分析結果の、リテンションタイムやピークのシャープ（理論段数）が大きく左右されますので、脱気装置は実験結果において重要な装置です。 制御基盤においては、真空センサーでチャンバー内部の真空状態やポンプの動作確認を監視などの多様な安全管理を行います。 その上、ＬＣＤ表示基盤を接続することで、現在の真空値を確認ができます。そして機能検査モードにて装置の状態確認が可能で、その際には分析装置を停止することなく、メンテナンス検査と経歴（専用のマークシート）を作成することも容易に行うことが出来ます。
高圧送液ポンプ（HPLC）を、より低価格で欲しいとのご要望にお答えするため開発を致しました。高性能である４０００型シリーズの駆動メカニカルと、制御ソフトおよびカムの改良を行ったことによって、送液が一段と安定な流量再現性が実現しました。 最大流量は、3.0ml/min～50.0ml/minまでのご使用目的に７機種を用意しました。そして４０００ＤＸ型のもう一つの特徴はポンプヘッドの向きで、標準仕様はフロント（正面）ですがサイドヘッド（左側または右側）にご使用の方法により選択ができます。 ポンプヘッドの冷却ジャケットを追加装備することにより、液クロ用の高圧ポンプだけではなく、超臨界仕様のCO2 送液ポンプとしてご使用いただけます。もちろん高圧ガス保安協会（ＫＨＫ）の認定書類も取得は可能です。 メーカー様専用にＯＥＭの対応もいたします。
カタログには８種類を掲載しておりますが、ネジサイズ・パス径・形状などの専用ジョイント類も承ります。お気軽にお問い合わせください。
セパレートフィッティングと、デュアルロックフェラルの組み合わせは、樹脂チューブの取り外しなどの時に、一体型フィッティングだとチューブ全体が捻ります。そんな問題を解決するために開発しました。フェラルの両サイドでチューブを挟み込みますので、しっかりと押さえ込みます。その他にも、ご要望のフィッティングなどの製作を承ります。
バイオ関連分析技術の進歩により、微量のサンプルからより多くの高精度の情報を得る必要性が高まりつつあります。情報を分析するための検出器は、質量分析計が多く用いられていますが、インジェクションする液体試料は、極微少量を正確であり、それに計量送液も行える。これらの条件に適合する送液システムは、シリンジ型の送液ポンプが一般的です。今回は新規に価格を抑え、よりコンパクト製品して、性能も向上したのが１5００型NANO送液シリンジポンプです。分析に必要とされる、定流量はもちろん、定圧送液モードと、計量モードを内蔵しました。シリンジ容量は250μlで、分析流量設定範囲は、1ｎl～100μlの広範囲送液をカバーしてます。フラッシングやドレインそして、シリンジ充填は１０μｌ～２００μl機能となっております。使用圧力も30.0Mpaと高耐圧の設計で、さまざまな分析に対応できるようにしました。そして内部プログラムソフトを駆使して、簡単な操作での使用も可能にしました。また外部通信においては、PCコントロールも対応しておりますので、必要に応じて可能であります。従来品と比較して、はるかに安価で使いやすい製品を目標として開発しました。
重水素ランプの紫外光である、１９０～３６０ｎｍまでの検出器ですが、姉妹機の７６５０型と同様に波長設定は９００ｎｍまで可変ができます。但し光力はありませんが、４００ｎｍまでの設定範囲を生かしました。ノイズとドリフトレベルの安定性は、独自のランプハウス設計や外部環境の影響を抑える開発プランから成り立っています。「少しでも安価に！」で、コンセプトしました。
重水素ランプとハロゲンランプの２光源を備え、紫外から可視領域にわたる１９０～９００ｎｍまでの広範囲な波長検出が可能です。ノイズレベルは０．００００５ＡＢＵと、ドリフトレベルは０．０００５ABU/hrの直線性で高水準の高感度検出器を実現しました。レスポンプは、３段階にて選択ができます。操作性はとても簡素化して、６個のキー（ゼロ・マーカー・数字のアップ/ダウン・メニュー・エンター）で全ての選択ができます。フロントカセットセルは着脱が簡単に行なえ、そのうえ外部の気温を受けない二重構造の工夫を施しています。
この機種は、組込型（OEM）タイプと専用ケースの２機種を用意してます。今現在の可視光ＬＥＤ波長は、４１５nm・４６５nm・５００nm・５３０nm・５９０ｎｍの５種類です。 昨今の技術の進歩により、ＬＥＤ光源の種類が増えていますので、ご希望の波長と組込型（OEMのご希望）タイプは、お気軽にお問い合わせください。 姉妹機として、７６２０型 低圧水銀ランプの２５４ｎｍ単波長も用意しています。低圧水銀タイプは、２５４ｎｍの標準測定器としてのご利用もできます。そしてUV波長のＬＥＤ光源では、２６０ｎｍ・２８０ｎｍ・３００ｎｍ・３７５ｎｍも用意しております。 低圧水銀ランプもＬＥＤランプと同様に光源からの発熱がわずかなので、ドリフトレベルはとても安定しています。 また、水銀ランプ点灯電源基板も用意しています。 標準フローセルは、材質：SUS-316／パス径：Φ1.0／パス長：10ｍｍです。専用セルも製作をいたしますので、材質・パス径・パス長などお気軽にお問い合わせください。
ＳＬＰ－１０３０型シリンジポンプのシリンジ容量は３０ｍｌで、流量設定範囲は０．５～５００μl/minで、圧力設定範囲は２０MPaまでです。 送液モードは２種類あり、定流量送液と設定圧力維持送液のどちらかを選択することができますので、多様の研究にお手伝いします。 また、シリンジ内容量の残留を表示していますので、バッチ実験を行っている場合はとても便利です。自動バルブも吸引側・吐出側の２台を装備していますので、タイムプラグラムを活用していただくと昼夜運転、シリンジ内のフラッシングの自動運転も可能です。 流体は高粘度までの送液ができる仕様に設計しました。但し、粘性につきましてはご相談ください。 メンテナンスとして、ポンプランニングモードが内蔵しており、最大９９９９時間までの運転時間を積算しますので、日常の確認や定期点検にも役立ちます。
オイルや塗料のような流体は、常温では粘性があるため送液誤差が大きく、ましてや送液が出来ない。そこでポンプヘッドを高温にすることで、送液が可能になる特殊分析・計測機器に対応した、恒温送液ポンプです。 但し、自ら流体を加熱することはできませんので、溶媒が条件温度以上に加熱してください。 基本メカニカルは４０００型汎用高圧送液ポンプで、操作性と保温力を高めるため、サイドヘッドの４０００型シリーズ本体に装着することで、ヒートジャケットを大きくして、配管関連まで加熱できるようにしたことで配管内の固着を防ぐように改善しました。 デジタル圧力計は（写真：送液ポンプ上部）６１２０型シリーズから必要とする定格圧力5機種でセパレートにしてメンテナンスの容易と、送液ポンプも同様に最大流量3.0～50ml/minまでの７機種から選択ができます。 そして、ヒートブロックからポンプ駆動部に対してヒートシンクなどの工夫で、熱伝導率が前機種に比べての約１０％程度改善し、駆動部のグリス落ちがしないように重視設計をしています。 ヒートブロック内にヒーターを上下にセットして、ヒーター容量も大きくして熱の安定性を考慮しました。
Start up Kit シリーズは、配管関係の最も必要とされる部品をケースに詰め合わせた、専用ボックスです。 Start up Kit Ｉ は、ステンレス製部品をメインを、Start up Kit ＩＩ は、ピーク製部品をメインに収納しました。基本の配管サイズは1/16タイプですが、1/8タイプやそれ以外の専用配管関連も用意いたします。ステンレスフィッティングとフェラルはミルシートが必要の場合はお申し付けください。組み合わせは豊富ですので、お気軽にお問い合わせください。
圧力センサー本体内部のアンプが、温度特性などでドリフトします。そこで、高精度計測器専用のアンプを採用して、最低限までにドリフトを抑制しました。それに加えて、ドリフトのキャンセルするなどの豊富な機能を搭載した高性能デジタル圧力計です。液体の圧力管理に必要である、計測装置などの組み込みを目的として用意しました。基本制御内容は、６１２０型シリーズと同様ですが、接液材質をイナート仕様（ＰＥＥＫ材）にしたセンサーソケットの対応もします。但し、定格圧力値は２０MPaまでです。また、使用配管のジョイントネジのソケット加工や、専用デザインケースの製作、そして内部ボリュームを３０μｌまでに少なくした製品も用意しております。（注：イナート仕様は、標準の７０μｌになります。）定格圧力は、５MPa １０MPa ２０MPa ５０MPa １００MPaの５種類から選択できます。安全管理は、上・下限圧力リミットの設定で装置の停止や、警報装置に接続することができます。また、圧力モニターの出力を装備していますので、記録計に接続して管理が容易です。組み込み仕様なので、必要部品の有・無などのお打ち合わせが必要となりますので、お気軽にご相談ください。
圧力センサー本体内部のアンプが、温度特性などでドリフトします。そこで、高精度計測器専用のアンプを採用して、最低限までにドリフトを抑制しました。それに加えて、ドリフトのキャンセルするなどの豊富な機能を搭載した高性能デジタル圧力計です。定格圧力は、５MPa １０MPa ２０MPa ５０MPa １００MPaの５種類から選択できます。安全管理は、上・下限圧力リミットの設定で装置の停止や、警報装置に接続することができます。また、圧力モニターの出力を装備していますので、記録計に接続して監視が容易です。 この機種でのOEMも対応してますが、姉妹機の（OEM専用）ＢＩＴ－６１２０型シリーズ 組込型デジタル圧力計を用意しております。
送液ポンプとして重要な流量安定性・再現性と、高耐圧使用におけるメカニカル耐久性に重視し技術を結集した製品です。 流量設定は独自のローラーダイヤル方式で、抜群な操作性により容易に設定が可能となります。 最大流量は3.0～200ml/min までのご使用目的に応じて選択が可能です。 またヘッド冷却ジャケットを追加することで超臨界流体用の送液にご使用いただけます。もちろん、高圧ガスの認定検査書も取得できます。 更に固形物の混在するスラリー液もスラリー用ヘッドにすることで送液が可能となります。条件によっては送液不良を誘発する場合があるときは、微小振動のバイブレーターを作動させることにより、トラブルを回避することができます。 （スラリー送液は仕様打ち合わせが必須です。） また、耐圧防爆対応モータに変えることにより防爆送液ポンプも用意しています。そしてサーボ方式なので、コンパクト（約Ａ３用紙サイズ）・軽量ですが、なによりも流量安定性・再現性その上操作性がとても良く扱いやすくなります。 表記以上の高圧仕様も、お気軽にご相談ください。
PEEKは、PolyEther Ether Ketoneの略称でICI社により開発された、高耐圧・高耐熱で化学的に不活性、バイオコンパチブルな柔軟性のある最高級ポリマーです。 ピークチューブは、ライン色による内径サイズの識別を行っております。チューブ全色識別を扱っていないのは、内部接液面にも色彩が付いているのは分析にどのような影響があるのか判断できないので使用しておりません。 その他に、ピークラインフィルターと溶媒フィルター各種、それに内部フィルターのみ交換できるスラリーや錆などの大きな不純物用のトラッパーフィルター（安価にご使用できます。）など揃えております。 カタログには掲載しておりませんが、ロングライフのメッシュのみを圧着したフィルターもあり、ミクロン数と大きなサイズまでご希望で製作いたします。ストップバルブは、ピークとステンレス製の２種類を用意しております。
液体クロマトグラフィー分析で、メタルフリーの環境に欠かせない、イオン分析や蛋白質などに対応した、チューブとジョイント類それに、溶媒フィルターとインラインフィルターを組み合わせた、ピークとテフロンのスタート アップ キットです。 ピークチューブの内径区分は、チューブ外側にライン色分けしています。ライン色分けは、接液部になる箇所を剥がすことができますが、チューブ全色もありますが、染料が分析に対しての影響が判明できないので使用していません。組み合わせは豊富ですので、お気軽にお問い合わせください。
ネジサイズは、1/4-28ＵＮＦです。ジョイントの３方・４方はテフロン製であり、全溶媒に対応できます。たとえ樹脂といえ、ネジ面のザラツキ・バリなどのない製品を提供しておりますので、安心してお使いください。標準部品はもちろん、Ｍ６などの低価格のイナート専用部品を製作いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
大きな真空変動もなく、安定した溶存酸素を取り除いた溶媒を、送液ポンプに供給する高性能な脱気装置を開発しました。 パルスモータと独自の制御ソフトの組合せ、そして装置作動中は常時大気導入機構の自己クリーニング方式で真空ポンプの長寿命が実現できました。 脱気モジュールの透過膜は、高性能テフロンAF（アモルファス フルオロポルマー）を使用しています。AF素材はエアー透過率にとても優れています。 よって、ローボリューム（480マイクロL）ですが当社の真空ポンプの性能との組合せで、マイクロ送液からセミ分取まで幅広い対応が可能です。 OEM対応においては、メンテナンス時にはLCD表示にて各ポイントの状態・検査を確認することできます。その際に分析中でも実験を中止することはありません。 また、OEM仕様・特殊溶媒送液仕様によっては、ご希望の真空値に制御設定ができます。
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