施工例 洗い出し舗装滑り止め (スリップアウト ME工法)

2008年10月
大阪府富田林市小金台小学校の通学路になっている遊歩道の洗い出し舗装の滑り止め加工をスリップレイト(ME工法)で行いました。
勾配の付いた遊歩道が洗い出し舗装で舗装されていて、雨の日に転倒する児童が多いので施工に至りました。
洗い出し舗装の骨材は豆砂利といった小さい丸い砂利を使用するので、表面がイボイボ状になっています。そのイボイボに柔らいゴムの履物なら食い込んで滑り止め効果は有効ですが、硬質の底の履物(スポーツシューズ・革靴)ではイボイボに食い込まず接地面積が少なくなる分、滑りを助長して大変危険です。
管理者様からの景観や見た目も変えず滑りを抑制したいというご希望に添える工法として、スリップアウト工法で床材にマクロレベルの穴をあける(隙間を広げる)施工しました。
施工完了後、即時通行可能はもちろん施工中でも通行可能なので、学校の通学路という限られた施工時間でも対応が十分可能でした。


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・タイルや天然石の表面を美観を損なわずに、溶剤処理し、雨天時や湿潤時において滑りにくくする工法です。 ・工期が非常に短く、施工後すぐに現場を解放できます。 施工溶剤によって床面表面にもともとある隙間を広げ、コップ状のものを形成し、水のもつ表面張力 (分子が引き寄せ合い離れるのを防ぐ)作用+水面に外部からの圧力(足)等が加わって起こる毛細管現象により、滑りを抑制します。