SPT LabtechとSemarionが提携、細胞アッセイ自動化ワークフローを革新へ

2025年7月9日、SPT Labtechは、ケンブリッジ大学キャヴェンディッシュ研究所発のスタートアップSemarionとの戦略的提携を発表しました。
本提携により、SPT Labtechのfirefly自動分注システムとSemarionのSemaCyteマイクロキャリア技術が統合され、柔軟かつスケーラブルな細胞アッセイの自動化ワークフローが実現されます。
この革新的な連携により、従来困難だった接着細胞アッセイの小型化・自動化が可能となり、効率性や再現性の向上が期待されます。細胞ペインティングなどの画像解析ベースのハイコンテントアッセイにも柔軟に対応可能です。
SemarionのCEO、Jeroen Verheyen氏は、「この提携により、従来にない柔軟でミニチュア化されたワークフローが実現し、創薬プロセスの大幅な加速が可能になります」と語っています。
両社は今後、共同プロトコルの開発、実証データの生成、ワークフロー最適化戦略に取り組み、より適応性の高い細胞ベースの創薬支援ツールを研究者に提供していく予定です。

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