ゼロエネルギーで冷却する放射冷却素材「SPACECOOL」 通信局舎における電力使用量を最大約10%削減し大幅にランニングコストを低減

放射冷却素材「SPACECOOL」を開発・販売するSPACECOOL株式会社は、九州地方で電気通信事業を展開する株式会社QTnetの通信局舎にSPACECOOLが導入され、最大約10%の電力使用量削減効果を得られたことをお知らせします。
QTnetでは、夏季の通信局舎内部の温度上昇によるアラートの発生や、空調電力消費量の増大が課題となっていました。従来は、遮熱塗料による対策を行っていましたが、試験的に一部通信局舎の天面および全ての側面にSPACECOOLを導入しました。その結果、通信局舎内部の温度を最大5.3℃低減する効果が確認できたため、16ヵ所の通信局舎に導入を行いました。
電気使用量の削減効果
SPACECOOLを導入した2023年9月15日から電力使用量削減の効果が現れ、特に日射量が多く、7月に最大10.3%の削減率を確認できるなど、気温が高まる4月~8月にかけて大きな効果を得られたことを確認できました。


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