1.メキシコETSとは?
Hola!ライトイヤー・メキシコ代表の和納です。
近年、メキシコは世界で9番目に温室効果ガス(GHG)を排出する国となっており、
政府・国民の間でGHG削減への関心と危機感が一段と高まっています。
すでにメキシコETS(排出量取引制度)の本格導入に向けた取り組みも始まっており、今後の動向が注目されています。
さてメキシコETSとは、何でしょうか???
ETSは「Emissions Trading System(排出量取引制度)」の略です。
これは、企業や事業所ごとに政府が排出枠を割り当て、枠内での排出を義務付ける仕組みです。
●枠を超える排出をした企業は、不足分の排出枠を他社から購入
●反対に、排出量を抑えて余剰枠を持つ企業は、その枠を市場で販売
このように市場メカニズムを利用して、全体としてGHG排出削減を目指す制度です。
今後、メキシコで事業を展開する日系企業にとっても、
●排出枠の遵守(工場・拠点での排出量管理)
●排出権取引への対応(不足枠の調達や余剰枠の活用)
が求められる可能性があります。

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近年、メキシコは世界で9番目に温室効果ガス(GHG)を排出する国となっており、政府および国民の間で温室効果ガスに対する関心と危機感が非常に高まっています。すでに、メキシコETS(排出量取引制度)の本格導入に向けた取り組みも始まっており、今後の動向が注目されます。
今回は、メキシコにおけるGHG対策の取り組みや、それが我々日系企業に与える影響について見ていきましょう!




