2.メキシコの排出量取引制度(ETS)の導入状況
2020年にラテンアメリカで初めて排出量取引制度(ETS)を導入し、試験運用を開始しました。
これにより、同国の排出量取引制度は「メキシコETS」と呼ばれています。
準備段階および試験運用開始後には、メキシコの関係者がドイツなど、すでにETSを導入している国で知見を学び、それを国内で共有・活用することで、メキシコETSの運用に貢献してきました。
情報筋によれば、メキシコETSは2026年に本格導入される可能性があるとのことです。
一方で、メキシコ連邦政府としてはまだETSを本格導入していないものの、州レベルではすでに32州のうち11州が炭素税を導入しています。
・ヌエボ・レオン州 Nuevo León
・タマウリパス州 Tamaulipas
・ドゥランゴ州 Durango
・サン・ルイス・ポトシ州 San Luis Potosí
・グアナファト州 Guanajuato
・ケレタロ州 Querétaro
・サカテカス州 Zacatecas
・メキシコ市 Ciudad de México
・モレーロス州 Morelos
・ユカタン州 Yucatán

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2020年にラテンアメリカで初めて排出量取引制度(ETS)を導入し、試験運用を開始しました。
これにより、同国の排出量取引制度は「メキシコETS」と呼ばれています。




