【セミナー】大規模負荷の系統接続を巡る動き
[講 師]
一般財団法人電力中央研究所 理事待遇
社会経済研究所 事業規制法制研究統括 丸山 真弘 氏
[重点講義内容]
ここ数年、米国ではデータセンター(DC)等の大規模負荷が急増し、系統への接続までの時間が長期化するといった課題が生じている。また、家庭用需要家などからは、DCの接続のための設備形成費用を、送電(託送)料金の形で負担することに対する反発の声も上がっている。
さらに、接続の遅延を嫌うDC事業者が、複数地点で同時に接続申し込みを行い、最初に接続が確保できた地点で立地することを通じ「幻の需要」が発生することが、接続までの時間を一層長期化させるという悪循環も生じている。また、系統に対する負担軽減から、ピーク時や緊急時にDCに負荷抑制を求めるという動きもある。これにより設備形成をしなくてもよいというメリットがある一方、課題も指摘されている。
一方日本でも、総合資源エネルギー調査会傘下の次世代電力系統WGなどの場で、米国と同様の問題意識の下、議論が進められている。
本講演では、米国での課題の整理と、日本での検討の状況を比較し、大規模負荷の系統への接続に関する問題点を明らかにする。

| 開催日時 | 2026年01月08日(木) 13:00 ~ 15:00 |
|---|---|
| 会場 | 会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可) SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F |
| 参加費 | 有料 |
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