止め輪が緩かったりきつかったりして位置が決まらない?軸と穴の「はめあい公差」の選定ミスは、いくら締め付けても解決しない
同じ図面と業者なのに止め輪の組み付けが時々緩かったりきつかったりするトラブルが発生。検査では全部品が図面寸法内(Φ20mm)で合格でした。原因は図面にはめあい公差等級の指定がなく、軸・穴の寸法が公差域内で漂い、累積差で緊度が狂ったためです。解決には設計段階で公差等級を指定し、緊度範囲を確定させます。 すきまばめ(H7/g6等):軸の公差域が穴の下にあり必ず隙間ができます。無負荷で分解可能。回転・可動部や頻繁に外す箇所向け。 中間ばめ(H7/k6等):公差域が一部重なり、微小な隙間か締め代になります。圧入や軽打で組み、高精度でズレを防ぎます。 図面には記号だけでなく寸法許容差の上下限値も併記し、業者に管理させます。
FAQ
Q1 混用は?:機能に応じ同一軸の異なる軸段への混用は可能です。
Q2 再調整は?:面が傷つき公差が変わるため中間ばめの再分解は非推奨。すきまばめを推奨します。
Q3 数字の意味は?:IT公差等級。小さい(g6)ほど高精度で均一ですがコストは高騰します。

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