福井県工業技術センターがロボット開発支援事業のためにHyperWorksを導入

福井県工業技術センターは、航空・宇宙、ライフサイエンス及びロボットの分野において、福井県内の企業のニーズ発掘から研究開発、実用化・製品化、事業化まで切れ目のない支援事業を実施するために、アルテアエンジニアリング社(以下、アルテア)のCAEソフトウェアHyperWorksを導入します。
今年3月、国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および福井県は3者連携協定を締結しました。本協定に基づき、福井県工業技術センター内のロボット開発施設の整備、県内企業のロボット技術導入の支援のほか、IoT、AI技術を組み合わせた先導的なロボット開発を行います。
HyperWorksは、構造解析、熱流体解析、マルチボディダイナミクス、ダイナミックな最適化計算など、複合的な領域における解析が可能なCAEソフトウェアパッケージです。国内の産業ロボットや工作機械の開発に幅広く利用されているほか、航空宇宙産業においては、最先端の複合材製品の開発や軽量化を実現するための最適化計算ソフトウェアとして世界中で利用されています。

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福井県工業技術センターがロボット開発支援事業のためにHyperWorksを導入しました。平成29年12月には、複合的な領域における解析が可能なCAEの活用について技術講演会が開催されました。