NTi Audioマイクロホン選定のポイント
エヌティーアイジャパン株式会社
お問合せで多くいただくのが、「マイクロホンの違いは何ですか?」「測定用マイクロホンはどれがいいでしょうか?」というご質問です。
そこで今回は選び方のポイントをお伝えいたします。
NTi Audioアナライザとペアとなる測定用マイクロホンを選ぶ際、考慮すべきスペックが二つあります。
1. 周波数レスポンス
JISやIEC規格においてClass 1とClass 2が規定されています。NTi Audioの測定用マイクロホンはM4261とMiniSPLがClass 2、他はすべてClass 1です。
精度の高い測定を求められる場合は、Class 1のマイクロホンを推奨いたします。
2. 残留ノイズ
次に注目したいのが残留ノイズです。M4261は27 dB(A)、M2211は21 dB(A)です。最もノイズレベルが低いのがM2230の16 dB(A)です。静粛性(暗騒音、NC値)を評価する場合、M2211またはM2230を推奨いたします。
*特殊用途(防水・防滴、高音圧)に合わせたマイクロホンもご用意しています。
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全てのマイクロホンは48Vファンタム電源に対応し、電子データシートを内蔵しています。XL2の自動センサー検出(ASD)は、このデータを読み込み、マイクロホンの感度と校正データが認識されます。これにより、素早いセットアップが可能となり、同時に正確な測定が保証されます。