【日刊工業新聞掲載】工程可視化で原価計算 KOSKAが管理サービス、見積もり精度向上
株式会社KOSKA
KOSKAは、「GenKan」の正式提供を11⽉1⽇に始める。作業指⽰書と⼈感カメラで⼯程の進捗具合を可視化し製造原価を計算する。頻繁に⾒積もりが必要な⼀品モノや多品種少量⽣産の管理向けに提案する。⾒積原価と実際の原価を⽐べることで営業担当者の⾒積もり精度を向上させる。
作業指⽰書をRFIDセンサーの上に置くと⼯程の作業開始時間と終了時間を記録する。同時に⼈感カメラで作業者が実際に作業している時間を記録する。⼤物の組み付けや板⾦加⼯など作業者が動き回り1カ所に留まらない現場でも実働時間を計れる。
装置の償却費や作業者の労務賃を登録して⼯程ごとの原価を計算する。
⼀品モノや多品種少量⽣産では、受注時に都度⾒積もりを出す。量産品と違って⼯程改善によるコスト削減反映よりも、⾒積もりの精度が重要になる。リアルタイムに製造の進捗と原価を把握できるため、営業担当者の⾒積もりに関する誤差を抑えられる。
初期費⽤は無料。7⼯程管理の利⽤料は⽉4万8000円で、それ以上は1⼯程につき3000円。
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