樹脂を半導体域に近付け長期安定性能を保つ「静電気予防機能付与剤」
「ビオミセルBNシリーズ」は、新メカニズムに基付く内部練り込み型帯電予防剤で、 従来の商品が、プラスチック内部から表面移行して静電気予防を担う界面活性剤的機構のものや、ポリマーブレンド系帯電予防剤が主流であったのに対して、本シリーズ製品はポリマーマトリックスの中に逆ミセル型の微小粒子として安定に分散したままで電荷の漏洩を行い、しかも少量で帯電予防効果を発揮します。 これらは電子および電気関連材料から一般生活用プラスチック製品までの広い対象物に使用でき、また、食品関係のプラスチック製品にも既存品では不可能な性能と有効な帯電予防機能を付与します。 (⇒詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。)
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基本情報
□■特徴■□ ■プラスチック製品に少量添加するだけで、 表面状態を損なわず、長期に安定した性能を発揮 ■安全性の高い化学物質で、食品包装材料など、家庭用~産業用途など、 幅広い用途のプラスチック材料への応用が可能。 ■従来の練り込み型帯電予防剤では出来なかった、ベトツキや、 ブリーデイング現象を起こさないもので、 プラスチック製品自体の物性を変えずに長期間安定的に帯電予防効果を発揮 【使用例】 ■高分子材料、樹脂フイルムなどに複合することで、埃や塵を寄せ付けず、 開口性を気にするフイルム製品~各種成形品の製造まで幅広く適用できます。 ※本品を塗料に複合した組成材をフイルム成形品の片側もしくは一部に塗り付けたり、粘着剤に複合させた組成物で貼りあわせたフイルムや成形物等は、ビオミセルBNシリーズ固有の帯電予防メカニズムにより、直接処理していない部分に発生する静電気を効率良く漏洩する作用も行える、特異な性能によるものなのです。
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■受賞歴など ○日本油化学協会賞・進歩賞受賞(1980年) ○中小企業優秀新技術・新製品賞受(1993年) ○電解移動型ポリマー研究・研究発明表彰(1996年) ○プロポリス—高分子電解質系環境浄化剤の研究・世界初の試みとして海外に公表(1998年)