分級機構を内蔵した新発想の衝撃式粉砕機
【ネアミル 衝撃式分級機内蔵型粉砕機】 ネアミルは新しい着想のもとに開発された、分級機を内蔵した衝撃式微粉砕機です。モース硬度1~3(タルク・黒鉛~石灰石)の原料に適しています。 粉砕室のサイズ変更や豊富なパラメータ設定によって、幅広いニーズに対応します。 【ネアミル パッケージシステム NEA-4.8】 大型生産機への確実なスケールアップ性能を有する小型機を「オールインワン・パッケージ」でご提供します。 多品種少量生産を実現する「分解・洗浄性」重視のコンパクト設計です。 パッケージ内容 ・ネアミル ・原料供給機 ・サイクロン ・バグフィルタ ・ブロワ(オプション=エア冷却ユニット) ・制御盤 【サイクロン分級機】 ネアミルと組み合わせて10μm以下の超微粉をクリアにカットします。 部品を交換して高性能サイクロン捕集器としても使用できます。 分級機として種々の装置と組み合わせて使用できます。 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【ネアミル特長】 ●粉砕室のサイズ変更が可能 ●豊富なパラメータ設定が可能 ・ 2種類の粉砕チャンバ(シングル・ダブル) ・ 粉砕ディスクと分級ロータの回転速度 ・ 粉砕ハンマーの形状と数 ・ 空気量 ●環境に優しい低騒音型(75dB(A)NEA12) ●欧米の粉体塗料に数多くの実績 ●粉砕ディスクはモータ直結駆動式でベアリングが無いため、機内の発熱が少なく、熱に弱い原料にも対応(NEA48型以上) ●粉砕ディスクは一本のネジで軸に固定されており、短時間で脱着可能 ●ライニングは上下反転して使用可能 ●粉砕機カバーは、ハンドルで安全かつ容易に180度開放でき、部品交換やメンテナンスが容易 【パッケージシステムNEA-4.8特長】 ●分級機内臓で微粉砕が可能 ●粒度分布がシャープ ●粒度調整が容易 ●サイレンサ標準装備で低騒音 ●パッケージ型のコンパクト設計 ●部品は分解可能で洗浄性に優れています ●多品種少量生産、研究開発用に適しています ●生産プラントへのスケールアップが可能 ●バグフィルタも容易に脱着可能 ●キャスター付きで移動可能
価格帯
納期
用途/実績例
【用途例】 ●化学(アクリル樹脂・合成樹脂・樹脂添加剤・粉体塗料) ●食品(お茶・健康食品・かつお節) ●その他(メラミン化粧板・入浴剤顔料)
詳細情報
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【粉砕チャンバの原理】 従来の分級・粉砕機に比べ、粉砕チャンバの直径を26%広くしました。 これにより、同じ周速度で比較すると、回転速度と騒音が低く、負荷と磨耗を少 なくすることができます。微粉砕用で熱に弱い原料にも対応。 超微粉の発生も抑えます。 ・原料は供給ダクトから空気輸送により粉砕室に供給されます ・粉砕ディスクの周速度70〜120m/sで遠心力を与えられた原料は、粉砕ハ ンマーとライニングで強力な衝撃・せん断作用を受けて粉砕されます ・エアは粉砕ディスクの下部から供給され、ディスクとライナーの隙間で加速、バッフル付きガイドリングによって整流されます ・粉砕物は分散ゾーンを経て、分級ロータに向かいます。粗粒子は分級ロータを通過せず、粉砕室へ戻って再び粉砕されます。微粒子はダクトを通り、サイクロンや集塵機でエアと分離捕集されます ※ NEA48型以上の粉砕ディスク駆動方式はモータ直結(DD)構造です
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ネアミルを使用して粉砕システムを構築する場合の一例です。
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【原料の温度上昇を抑制する低温粉砕】 チラー回路組込+排気温度・原料温度を管理し、原料の温度上昇を防ぎます。 粉砕に使用するプロセスエアをチラーユニット等にて冷却することで製品温度を下げることができます。
ラインアップ(4)
型番 | 概要 |
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NEA12-315 | 粉砕機モータ:5.5~7.5kW ※モータ容量は変更する場合があります。 |
NEA38-500 | 粉砕機モータ:15~22kW ※モータ容量は変更する場合があります。 |
NEA48-630 | 粉砕機モータ:22~37kW ※モータ容量は変更する場合があります。 |
NEA96-1000 | 粉砕機モータ:45~55kW ※モータ容量は変更する場合があります。 |
カタログ(1)
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