高温の真空乾燥・ベーク処理を全自動で…DY-Pタイプ。 さらに大排気量のポンプを組込み 排気速度を大幅UP…DY-MPタイプ。
生産機として設計された自動式真空乾燥・ベーキング装置です。生産ライン用として求められる信頼性、耐久性、操作性を追及するとともに、Max 650℃までの高温処理を可能とした真空乾燥装置です。 到達圧力と排気速度の異なる2タイプ(DY-PとDY-MP) から、目的、用途に合った 機種をお選びください。 ■DY-Pタイプ 排気系が油回転真空ポンプ単独で構成され、到達圧力は×10Pa となります。 ■DY-MPタイプ 排気系が油回転真空ポンプとメカニカルブースターで構成され、到達圧力が×1Pa とDY-Pタイプより一桁良くなるとともに、メカニカルブースターにより大きな排気速度が得られます。ガスなどを多く含んだワークの大量処理に適しています。
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基本情報
■加熱機構 各棚板下に取り付けたシースマイクロヒーターを加熱源とする内部加熱方式。 ワークにより、槽内各壁面にヒーターを設置する方式も可能。外部加熱方式に比べ、設定温度ま での昇温時間が短縮され、槽内温度分布も向上。 ■加熱制御 各ヒーターごとに温調計を設け個別にPID 制御しますので、温度制御が正確、確実。また、プロコンにより昇温パターンを設定可能。 ■操作性 スタートボタンON で、シーケンサプログラムにより真空排気、昇温、バルブ開閉など各機能を自動運転。グラフィックパネル上に機器系統、作動機器のON/OFFが表示され、 運転状況も容易に確認。個別運転時でも各インターロック機能により操作ミスを防止。 ■安全性 自動運転時に装置異常を検出した場合、異常内容( 冷却水量低下、エア圧力低下、過昇温etc.) により、運転全停止または一部機能停止。異常内容をグラフィックパネル上でランプ表示。停電時には主弁を閉じ真空加熱槽の圧力をキープするとともに、ポンプリーク弁を開けポンプオイル逆流を防止する保護機能を組込み。 ■強制冷却機能( オプション) により処理時間を大幅に短縮可能。
価格情報
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納期
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企業情報
現在真空技術は、宇宙開発・エレクトロニクス・エネルギー・理化学・電気工業・医薬・食品・光学・自動車・金属・鉄鋼等、産業分野全般へと大きな広がりを見せております。 これらの技術は、産業界のあらゆる分野の研究開発から生産プロセスまで、すべての段階において多大な貢献を果たしております。またその成果は私達の生活の隅々にまで浸透しています。 PHIL佐藤真空では、75年にわたり真空機器メーカーとして技術革新を続け、真空ポンプ、真空計測器、各種真空部品を生みだすコンポーネンツ技術、そしてその真空技術を利用した真空装置群、真空乾燥、真空ベーキング、真空熱処理、真空蒸着、真空成膜、超高真空排気、真空注入、真空含浸等真空総合メーカーとして、常にユーザーの立場から研究開発を進めてまいりました。 PHIL佐藤真空の「お客様第一主義」を原点とした企業活動は、そのPHILosophy の経営理念に基づき真空技術のもつ無限の可能性を追求し、ユーザーニーズにマッチした製品をご提供することが、PHILの使命であると考えております。