熱可塑性樹脂のMFR・MVRを測定する試験機(MI計・MFR測定器・メルトフローレート測定器・メルトフローテスター)です。
■熱可塑性樹脂の溶融時の流動性を表す指数であるMFR(メルトマスフローレイト・g/10 min)・MVR(メルトボリュームフローレイト・cm3/10 min)を測定する装置です。試験方法として、A法(質量測定法)とB法(移動距離測定法)があります。 ■モジュラーデザインにより、B法測定用のフローレイト装置(ピストン移動距離測定用エンコーダー)、おもり持上げ装置、カット装置等、お好みのオプションを自由に追加できます。 ■オリフィス・ダイを炉体下部より簡単に取り外せる機構の採用により、清掃時の作業性・安全性が向上しました。残留樹脂押出しの負荷も軽減されています。 ■試験条件(予熱時間・試験温度・試験荷重など)は、液晶タッチパネルで登録できます。 ■試験結果をパソコン*に出力できます。(※オプションの専用ソフトウェアが必要) ■専用ソフトウェア*に測定データをリアルタイム出力可能。トレンドグラフを表示できるので、MVR/MFR測定値の傾向を視覚的に把握できます。(※オプション、B法のみ) ■自動カット装置(スライド機構付)流出防止クランプと併用可能。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■試験温度:max. 350℃(400℃:オプション) ■試験荷重:0.325~21.6kg ■オプション:B法用フローレイト装置【型式FRG1】、カット装置(自動【型式ACG2、ACSG2(スライド機構付】・手動【型式MCG2-A,-B)、おもり持上げ装置【型式WLG1】、ダイプラグ、データ出力ソフトウェア【型式RTD1】、安全カバー【型式SCG1】、耐腐食仕様、小型プリンター【型式PS-A1】など ■電源:単相、AC100~115V 6A、AC200~230V 3A、50/60Hz ■寸法:W400 x D370 x H560mm ■質量:約40kg その他仕様はカタログをご覧ください。 <参考規格> JIS K 7210-1(プラスチック-熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルトボリュームフローレイト(MVR)の求め方-第1部:標準的試験方法) ISO 1133-1 ASTM D1238
価格情報
-
納期
用途/実績例
東洋精機製作所のメルトインデクサーは、第1号機の開発から60年以上の実績と信頼で、樹脂材料メーカー様など多くのお客様に品質管理用として採用されています。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(1)
企業情報
株式会社 東洋精機製作所は、プラスチック・ゴム・塗料・紙・繊維などの分野を対象とする各種材料試験機・環境試験装置の総合メーカーです。 1934年の創業以来、「試験機一筋」に、各分野におけるお客様の研究開発・品質管理をお手伝いしてまいりました。 これからも技術力に磨きをかけ、お客様のニーズにお応えしてまいります。 【製品開発年表】 1955 熱可塑性樹脂流動性試験機『メルトインデックサ』 1960 万能材料試験機『ストログラフ』 1963 加硫試験機『オシレーティングディスクレオメータ(ODR)』 1970 混錬・押出性試験装置『ラボプラストミル』 1982 キャピラリーレオメーター『キャピログラフ』