硬質クロムめっきの耐摩耗性と、テフロン特有の非粘着性・離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術!
『テフ・ロック』は、硬質クロムめっきの持つ高硬度・耐摩耗性と、4フッ化樹脂の持つ非粘着性・離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術です。 グレー色が自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」、光沢シルバー色が通常の 「硬質クロムめっき」となります。2枚を同封した状態で、希望される方にプレゼント中。
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基本情報
●離型性・耐摩耗性 4フッ化樹脂の持つ優れた非粘着性、低摩擦係数、自己潤滑性と硬質クロムめっきの低摩擦係数により、通常のクロムめっきや他の4フッ化樹脂複合めっきよりも優れた離型性、耐摩耗性を発揮します。 ●硬度 ベースがクロムめっきであるため、Hv850程度の硬度があります。 ●耐熱性 4フッ化樹脂の融点(327℃)以下です。連続使用については250℃前後を推奨しております。 ●安全性 食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号)に基づく器具及び容器包装規格に適合しています。このため、食品が直接テフ・ロック面と接するような用途にもご使用いただけます。 ●加工特性 処理温度が約200℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんどありません。
価格情報
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納期
用途/実績例
テフ・ロックの最大の特徴である優れた離型性により、樹脂のこびり付き防止や流動性向上、鋼板類の成形における凝着磨耗や擦り傷、カジリ防止等多くの用途でご利用いただいています。
詳細情報
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プラスチック成形部品 テフ・ロックは潤滑性が良いことから、プラスチックの成形部品へ採用すると樹脂の流動性を改善し、成形圧力を下げることが出来ます。また、非粘着性に優れているため、樹脂の焼付きの減少による生産効率のアップとメンテナンスの簡略化、離型性の悪い各種樹脂の使用を可能にします。この様なことから、PVCの成形用マンドレルやロケット部品の製造用金型、各種金属ロールにも採用されています。
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金属成形部品 鋼板類の成形では凝着摩耗や擦り傷、カジリなどが発生しやすいため、潤滑剤を塗布あるいは噴霧しながら行うことが多々あります。しかし、成形条件などによっては潤滑剤を用いても成形が困難な場合もあります。このような部品にテフ・ロックを採用することで成形が可能になるケースがあります。
カタログ(5)
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企業情報
我々はめっき技術とロール製作技術を両輪とした技術志向の企業です。各種機能めっきや高精度ロールの製作加工に多くのノウハウを有し、お客様のお役に立つことをモットーに日夜研鑽しております。 他社で断られた、あるいは他にやる会社がないといった難題に積極的にチャレンジしていきます。