塗装が密着しにくいアルミ(アルミダイカスト)、亜鉛ダイカストの為の塗装前処理
アルミ(ダイカスト)や亜鉛ダイカスト製品の塗装で高い品質、密着性を求められる場合アルミ(亜鉛)用の塗装前処理である 「クロム酸クロメート処理」を採用します。 塗料が密着しにくいとされるアルミ素材や亜鉛ダイカスト製品に、「クロム酸処理」を施すことによって、 「高い密着力」と「高い防食性能」を付与する事ができます。 これらの非鉄金属素材は塗装において密着不良のトラブルが良く起こります。塗装の設計段階において要求品質と塗装仕様をすりあわせる必要があります。
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基本情報
6価クロム酸処理・・・クロム酸処理の中でも密着性、防食性ともに最高の性能を持っています。毒性が強いので現在は輸出向けには使用する事ができません。国内向けの建築用の製品にはまだ使用されています。 3価クロム酸処理・・・6価クロム酸処理の代替製品として採用されています。性能は6価に比べて劣りますが、環境性能と処理皮膜の性能のバランスで現在アルミ用前処理の主流になっています。 ノンクロム酸処理・・・クロムの代替製品として採用されるようになってきています。 6価クロムの場合アロジン処理、3価クロムの場合パルコート処理などと処理剤の製品名で通称呼ばれたりしています。 クロム酸処理単独でのご依頼にも対応します。
価格情報
数量、サイズ等によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
納期
※数量、サイズ等によって変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
車両用アルミダイカスト製品 車両用亜鉛ダイカスト製品 建築部材用製品 他
企業情報
創業は1958年。約半世紀前になります。 当時から他に先駆けて塗装工程の機械化を推し進め現在の3つの塗装ラインを持つに至りました。 それに加えて50年の様々な業界業種の製品の取り扱いの実績により塗装可能なバリエーションを増やして来ました。そのような環境の中で出来ないことを出来るようにということを常に心がけてやってまいりました。 また、メッキなど表面処理という様々な加工技術を考えて塗装を含めた最適な表面処理をご提案させていただいています。