摩擦係数が極めて小さくコンパクトで高精度な案内機構が低価格で得られます
LMストロークは回転運動と往復運動を転がり案内できる有限ストロークタイプの直動システムです。 精密に研削された円筒形の外筒内部に、ボールとボールケージが組込まれています。ボールの配置は荷重を均等に配分負荷できるように千鳥に配列されています。ボールケージは軽量で剛性の高い軽合金のもみ抜きケージを採用し、高速運動にも十分追従することができます。また外筒内径の両側面には、スラストリングと止メ輪が組付けられており、ボールケージのオーバーランを防止します。
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基本情報
▼特長 ○極めて小さい摩擦係数 →ボールとボール転動面は最も転がり損失の小さい点接触で、しかも各々のボールはボールケージで分離保持されているため、極めて小さな摩擦係数（μ=0.0006～0.012）で転がり運動ができます。 ○コンパクトな設計 →薄肉な外筒とボールとを組合わせただけの断面形状のため、ベアリングの外径は小さくてすみ、軽量でスペースの取らないコンパクトな設計ができます。 ○高精度で低価格 →銅合金製のボールケージに、JIS B 1501 (ISO 3290) に規定された精密スチールボール（真球度、相互差：0.0003mm）が組込まれた高精度な製品です。 ▼ラインナップ ○軽荷重用ST形 →ストローク長さが大きく得られる軽荷重用です。また、シール付きも対応しています。ST-UU形 ○ 中荷重用ST-B形 →ST形と同寸法で、ストローク長さを短くし、定格荷重を2倍にした中荷重用です。また、シール付きも対応しています。ST-UUB形 ○内輪付きSTI形 →LMシャフトに焼入れができない場合は、内輪を組込んで使用することもできます。内輪は受注製作します。
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企業情報
当社は、1987年の創業以来お客様のニーズに応じた各種FA機器を提供し、 今では直動システムの世界トップメーカーであるTHKのグループの一員として日本全国に18カ所の販売拠点を構え、お客様のご要望に迅速かつ的確にお応えしています。
