内部構造の複雑な中空体でも、早く正確に成形できる工法です。
DSI(Die Slide Injection Molding)とは、内部構造の複雑な中空体でも早く正確に成形できる射出成形工法で、株式会社日本製鋼所が開発しました。 1次射出では半製品(2分割品)を成形、油圧機構によって金型をスライドさせて中空体を成形し、さらに2次射出により溶融・接合を行います。 従来の中空成形方に見られた肉厚不均一や接合強度の弱さなどの問題もDSIによって解消されます。 【特長】 ○複雑な中空体やインサート品を入れた組立成形・封止成形が可能 ○後加工が不要となるため、成形コストの削減と生産性向上に貢献 ○接合部は振動溶着の約1.5~2.0倍の強度 ○接合面に3次元的凹凸形状があっても対応可能 ○肉厚(1.5~5.0mm)の制御が容易で寸法精度が高い 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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基本情報
【仕様】 ○型締力:650t ○射出容量(機械能力) →1次側:2,092g(650A)/ 1,238g(450A) →2次側:421g(220A)/ 273g(150A) ○金型厚さ:450~1,000mm ○タイバー間隔:1,085~1,085mm ○成型品の投影面積 →100mm×100mm(最小)~ 700mm×450mm(最大)の範囲で検討 ○成型品の重量 →1次・2次共 50g(最小)~ 2,000g(最大)以内で検討(比重1として換算) ○肉厚:1.5 ~ 5.0mm の範囲で検討(理想) ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【採用例】 ○自動車 →レゾネーターチャンバー →インテークマニホールド →インテークパイプ →フューエルフィルター →フューエルフロート ○OA機器 →コピー機 →トナー容器 →ダクト ○家電 →洗濯機排水パイプ →冷蔵庫製氷水タンク ○その他 →オートワインダーマウス →ブルーワーファン ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
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わが国ボタン製造の草分けとして1918年(大正7年)に創業して以来、フルヤ工業は常に時代の変化を先取りしながら技術革新と最先端の製品づくりに取り組んできました。 道なき道を切り開くパイオニア・スピリッツ。 それが創業時から変わらぬフルヤ工業の原動力です。