絶縁特性、耐熱性、機械的強度、耐薬品性などに優れたプラスチック管です。
変圧器やタップ切り替え器の絶縁筒、ローラー、軸受け、巻き芯といった機械部品など、幅広い用途にご利用いただいております。
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基本情報
熱硬化性樹脂(フェノール樹脂、エポキシ樹脂)を紙や綿布、あるいはガラス布に塗布・含浸させた後、これを加熱・加圧しながら鉄芯に巻き上げて作ります。それゆえ「熱硬化性樹脂積層管」(JIS K 6914)と呼ばれます。 プラスチックの管とはいえ、紙や綿布、あるいはガラス布といった補強材が入っておりますので、射出や押し出しで作る管よりも強度に優れます。 さらにベースとなる樹脂が持つ絶縁特性や耐薬品性も兼ね備えます。
価格帯
納期
用途/実績例
変圧器絶縁筒などの電気的用途、ローラー、巻き芯、軸受けなどの機械的用途
詳細情報
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紙基材フェノール樹脂積層管 絶縁筒や絶縁カラーなどの電気用途、ローラや芯材などの機械用途など幅広くご採用いただいております。
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布基材フェノール樹脂積層管 耐摩耗性に優れますので、ピストンの耐摩耗リング、ベアリング保持器、軸受けなどの摺動材に使用されています。
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ガラス布基材エポキシ樹脂積層管 電気絶縁性、機械的強度ともに優れます。難燃性や耐熱性を付与したタイプもございます。
ラインアップ(4)
型番 | 概要 |
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PR-1311 | 紙基材フェノール樹脂積層管 |
PR-2121 | 布基材フェノール樹脂積層管 |
ER-1110 | 紙基材エポキシ樹脂積層管 |
ER-3230 | ガラス布基材エポキシ樹脂積層管 |
カタログ(1)
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当社の基本となる技術は、積層技術(Laminating Technology)と、注型技(Casting Technology)であります。この二つの技術を深く掘り下げ、多角化を進めております。汎用商品にあってはラーストワン企業になるべく、徹底した合理化を追求するなど自助努力を続けております。