粉砕筒を振動させ、それにより中の媒体を運動させます
中央化工機株式会社の振動ミルは窯業関係から金属、食品、薬品、セラミックス、新素材関係と各業界から広く御愛用され、微粉砕のみならず、大量処理の中粉砕、分散、精密混合、解砕、メカノケミカル等、用途も多岐に渡り、その優秀な性能は各方面からご好評を得ております。また最近のファイン化志向に伴い種々の材質も用意致しております。 振動ミルは、広義的にはボールミルに属しますが、粉砕媒体が挿入されているドラム(粉砕筒)を回転させるのとは違って粉砕筒を振動させ、それにより中の媒体を運動させるという点に大きな違いがあります。シャフトにはアンバランスウエイト(不平衡垂)が固定されており、アンバランスウエイトの回転によって発生する遠心効果がスプリング上全体を高速円振動させ、その振動エネルギーが粉砕筒の媒体(ボールまたロッド)に伝達され、媒体と粉砕筒内壁、及び媒体と媒体の激しい衝撃、摩擦等の同時作用により短時間に微粉砕されます。よって、その粉砕力は従来の回転式ボールミルの1Gに対して、振動ミルは6~10Gと大きく、粉砕能力は10~20倍にも達します。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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基本情報
【特徴】 ○粉砕時間が短い →回転式ボールミルの1/10~1/20 ○中粉砕から微粉砕まで幅の広い粉砕が可能 ○粉砕、混合、造粒及び分散が同時にできる ○乾式、湿式いずれも可能 ○粉塵の発生が無く集塵装置等が不要 ○粉砕筒にジャケットを取りつけ冷却または加熱が可能 ○密閉構造のため、不活性ガス封入などの特殊な粉砕が可能 ○粉砕筒内のライニング及び媒体の任意の選択が可能 →SS・SUS・アルミナ・ジルコニア・ゴム・ナイロン etc ○粉砕筒の交換が容易 ○連続運転が可能 ○据付面積が少ない ○取扱いが簡単でメンテナンスが容易 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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用途/実績例
【用途】 ○金属とその原料 AI粉、鉄粉、ステンレス鋼、WC、ダライ粉、銅合金、アモルファス合金、他 ○窯業原料 各種アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素、黒鉛、合成ムライト、他 ○電気、磁気材料、研磨材 フェライト、アルミナ、チタン酸バリウム、酸化チタン、カーボランダム、他 ○充填剤、顔料、塗料 弁柄、胡粉、炭酸カルシウム、有機顔料、無機顔料、蛍光顔料、他 ○食品 植物繊維、抹茶、青海苔、ニンニク粉末、オニオン粉末、鯨骨粉、乳糖、食塩、鶏羽毛蛋白 ○医薬品、化粧品、工業薬品 活性炭、硫黄、漢方生薬、漢方エキス、医療原体、乾燥臓物、硫安、他 ○建材、エネルギー 特殊セメント、石膏、消石灰、石炭、還元ウランペレット、原子炉廃棄物灰、山砂利 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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1946年酒精用アルコールの発酵並びに蒸留設備の設計製作を目的とする名古屋化工機製作所として発足し、その後1950年3月同所を発展的に解消して、中央化工機株式会社を設立しました。一般化学装置の分野に着目し、技術の向上と蓄積に努め多岐にわたる分野で実績を延ばし現在に至っております。