危険な場所に設置したセンサーが地盤変位などのデータを無線で送信、土砂災害の予兆があれば自動で即時に警報を発するシステム。
「DCのび太 安全管理警報システム」は、土砂災害をもたらすおそれのある場所に設置した伸縮計や雨量計、歪計などの計測器データをデータロガーが収集し、離れた場所の受信機に無線で送信、土砂災害の予兆があった場合には、作業者や施工関係者に向けて自動で即時に警報を発するシステムである。 パトランプやサイレン、音声通報装置などにより自動警報を行なう基本機能に加え、パソコン・携帯電話でデータがモニタリングできる機能、メールで警報を配信する機能、3時間先の現場雨量のピンポイント予測機能など、作業現場の危険度や緊急度、予算などに応じて必要な機能を備えたシステムを選択でき、これらの機能は導入後に拡張・縮小することも可能である。 【平成24年度 国土交通省 ノウハウ・技術移転支援事業 技術マッチングDatabase登録技術】 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【特徴】 ●安全を確保し、迅速な対応ができる:危険な場所から離れてデータを収集できるので、豪雨時、豪雨後などでも安全である。またデータの収集と共有化をリアルタイムで行なうので、緊急の際に素早く対応策を講じることができる。 ●人手を省き、低コスト:観測のために調査員を配置する必要がないので、人件費と時間の節約となる。複数のデータをまとめて送受信できるので、設置台数が多ければよりコストダウンにつながる。 ●データの処理がしやすい:収集したデータはCSVファイルでエクセルなどに対応し、パソコンに取り込んでグラフ化するといった、ユーザー独自のデータ処理も簡単に行なえる。 ●長期間の測定に対応:データロガー本体に4MBのメモリを搭載し、最大100万件のサンプリングデータを記録、保持することを可能としている。 【メッセージ・注意事項等】 ・技術基準適合証明取得済みのため、データ通信機の使用にあたり免許や手続きなどは不要。 ・無線の飛距離は標準で100mだが、アンテナを変えれば1km以上も可能。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
価格情報
お問い合わせ下さい。
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
~ 1週間
用途/実績例
法面工事、トンネル工事、災害復旧工事など、土砂崩壊が発生する可能性のある工事現場で、労働災害を防止するためにこれまでに40件以上の採用実績がある。 新潟県中越地震による被災地の復旧工事の際にも導入された。 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
グループ企業に土木コンサル、測量、調査会社を持ち、現場主義をモットーに開発を行っています。従って、開発者自ら土木の資格をとったり、現場に出てアドバイスを行うだけでなく、業務を請け負ったりもしています。