【事例紹介】コンベヤベルト―スカートゴムによる発塵対策
A製鉄所様では、粉体原料輸送コンベヤラインの発塵・落鉱対策でお困りでした。傾斜が急なベルトコンベヤの乗り継ぎ部分では搬送物が落鉱、発塵が発生しやすくなります。そこで対策として、スカートゴムなどを設けベルトの側面からの落鉱・発塵対策を行っています。このスカートゴムは古くなったベルトコンベヤをカットして使っていました。 古ベルトのスカートゴムをベルト表面に押し付けるとベルトのスカートゴムが当たる部分に、偏摩耗したり、押し付けた力でベルトが空転したりする悪影響がありました。そのため隙間を空けて使用していたため、落鉱・発塵が抑えられない状態でした。 問題点 1. ベルトの偏摩耗が発生する。 2. 押し付ける事でベルトが空転する。 3. 隙間を空けて使用するため、落鉱・発塵が止まらない。
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基本情報
1. スカートゴムの材質を柔かく、耐摩耗製に優れる材質への変更を提案。 スカートゴムの材質を、軟らかく耐摩耗性のある、天然ゴムを低温加硫したライナーテックス(天然ゴム厚み3mm)に変更する事を提案しました。軟らかい材質のため、ベルトの表面に押し当てて使用してもベルトを偏摩耗させない事と、押し付けたときの抵抗も少ないためベルトが空転する事もありません。 ライナーテックス製スカートゴムをベルトに押し付ける事で、落鉱・発塵が抑えられます。また、弾力性があるため、振動が加わる事で粉体原料の付着防止にも効果があります。
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