溶液中の粒度分布と粒子画像解析が可能なフローイメージング顕微鏡。バイオ医薬品中の不純物の検出などで活用されています。
特長 ・少サンプル量で測定が可能(100 μL ~) ・測定可能粒子サイズ: 0.3μm ~ 600μm ・閾値最適化による高解像度画像解析 ・オートフォーカス機能搭載 ・Raw 画像(動画)ファイル保存可能 ・シース液不要 ・フローセルの交換が容易で洗浄も簡単 ・レンズ変更可能(2X, 4X, 10X, 20X) ・専用オートサンプラー対応 ・21 CFR Part 11 対応
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基本情報
FlowCam(フローカム)シリーズは、デジタルイメージング技術と光学顕微鏡テクノロジーを合わせた粒子画像解析システムです。 溶液中の微粒子を光学顕微鏡を通して高速撮影し、リアルタイムに自動解析。 粒度分布と粒子画像の情報を同時に取得することができます。 粒子サイズ、粒子濃度に加え、画像解析による粒子形状の評価が可能になることにより、単純な粒度分布ではわからないサンプルの詳細な解析が可能になります。
価格帯
納期
用途/実績例
測定対象:バイオ医薬品、タンパク質凝集体、マイクロカプセル、細胞、インクトナー、研磨剤粒子、樹脂原料、マイクロファイバー、化粧品原料など
詳細情報
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バイオ医薬品中に含まれる不溶性微粒子、サブビジブル粒子(SVP)を評価することは、医薬品の品質を担保する上で非常に重要です。FlowCamはタンパク質凝集体、気泡、シリコンオイルドロップなど、バイオ医薬品中に含まれるSVPを検出し、画像での評価が可能です。
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粒子検出条件(閾値)の最適化 FlowCamでは、粒子認識の閾値を最適化することが可能です。測定動画を完全に保存することができるため、同じ動画を使用しての閾値の条件検討を容易に行うことができます。断片化された粒子認識をより正しくとらえるうえで有用な機能です。
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
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FlowCam 8000シリーズ | 最小粒子サイズ:2μm 最大粒子サイズ:1 mm |
FlowCam 5000 | 最小粒子サイズ:2 μm 最大粒子サイズ:1 mm※レンズによります。 機能を絞った導入しやすいモデル。ソフトウェアは8000シリーズと共通です。 |
FlowCam nano | 最小粒子サイズ:300 nm 最大粒子サイズ:2 μm |
FlowCam Macro | 最小粒子サイズ:50 μm 最大粒子サイズ:5000 μm |
FlowCam LO | 最小粒子サイズ:2 μm 最大粒子サイズ:70 µm フローイメージング法(FIM)と光遮蔽法(LO)の同時測定 |
カタログ(9)
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企業情報
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