遠赤外線ヒーターは表面からの放射が大きいので表面温度は低めになります。
熱(電磁波)を受けると反射するもの(反射率α)、吸収するもの(吸収率β)、透過するもの(透過率γ)があり下記の計算式となります。 α+β+γ=1 反射なし(0)透過なし(0)ですべて吸収する理想物体を黒体といいます。 すなわち 0+1+0=1 吸収の逆数が放射であるから放射率1の物体を黒体といいます。 黒体との比較で放射率を言うので他の物質の放射率は1以下となります。 放射率が1に近いほど黒体に近いので熱放射し易いです。 発熱体ごとの放射率の差異を簡易的に見るには同形状の同ワット密度(W/cm²)の発熱体の表面温度を測定すれば推測できます。 赤線は放射率0.9の遠赤外線ヒーター、青線は放射率0.2のステンレスヒーターの表面昇温カーブです。 【豆知識:放射率】 ○放射率の低い発熱体は表面からの放射が少なく、また表面に接触した 空気への熱移動しかない →蓄熱し易く内部温度が上がり表面温度も高くなる ○それに対して遠赤外線ヒーターは表面からの放射が大きい →蓄熱も少なく表面温度は低めになる 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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【豆知識:放射率】 ○放射率が1に近いほど黒体に近いので熱放射し易い ○発熱体ごとの放射率の差異を簡易的に見るには同形状の同ワット密度(W/cm²)の 発熱体の表面温度を測定すれば推測できる ○放射率の低い発熱体は表面からの放射が少なく、また表面に接触した 空気への熱移動しかない →蓄熱し易く内部温度が上がり表面温度も高くなる ○それに対して遠赤外線ヒーターは表面からの放射が大きい →蓄熱も少なく表面温度は低めになる ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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遠赤外線ヒーターと加熱装置の専門メーカーです。 多種多様な工業用加熱に適するヒーターを揃えています。 クリーン加熱やタクト運転・固定炉にはパネルヒーター、コンベアによる連続加熱にはストレートヒーター、細かく温調回路を取る場合や小型部品の加熱にはセラミックヒーター、保温や低温加熱の場合はスペースヒーターがあります。 加熱・硬化・乾燥には遠赤外線ヒーターがお役に立ちます。