IoT/CPS/M2Mの応用市場およびそのデバイス・材料技術動向を解説。
IoT技術に関して、通信、ソフトウェア、サービスあるいはビッグデータから論じた書物などはあるが、その根底を支えるハードウェアのキーコンポーネントや電子デバイス・材料の視点からまとめた成書はほとんどない。一方、2030年には1兆個を超えるノードがIoTでつながり、新しいサービスに利用されていることが期待されており、IoTは巨大なハードウェア市場としても魅力的と考えられている。このような状況を鑑みて、IoTとデバイスや材料技術との関係に関してまとめたのが本書である。 今までのように仮想空間のデータだけが対象なのではなく、より物理世界とのインターフェイスが重要になってくるという意味で、本書ではセンサーネットに多くの紙面が割かれているが、より大きな全体像に関してもカバーされている。高信頼で高性能なハードウェア技術や材料技術が得意といわれる日本が、IoTを支えるハードウェア技術を供給し、より良い世界を築いてゆく一助となれば幸いである。
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基本情報
発刊日:2015年04月21日 体 裁:A4判 300頁 ISBN:978-4-907002-44-2 発行元:S&T出版(株) 目 次: 第1章 センサネットワーク応用市場と技術動向 第2章 センサネットワークと応用市場の拡大を実現する要素技術 第3章 スマートビル、スマートハウスの普及・拡大に向けた技術開発と課題 第4章 次世代モビリティの普及・拡大に向けた技術開発と課題 第5章 センサネットワークを利用したインフラモニタリングの普及・拡大に向けた技術開発と課題 第6章 次世代ヘルスケア・医療機器の普及・拡大に向けた技術開発と課題 第7章 次世代ロボットの普及・拡大に向けた技術開発と課題 第8章 スマート農業の普及・拡大に向けた技術開発と課題 第9章 電子部品主要メーカーのスマート社会新市場への取り組み
価格情報
64,800円(税込) →STbook会員価格:61,560円(税込)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
近年、IoT (Internet of Things:物のインターネット)という言葉で代表されるような、新しい通信情報社会の到来が予想されている。IoTは、CPS (Cyber-Physical Systems)、M2M (Machine to Machine)や、センサーネット、アンビエント・エレクトロニクス、IoE (Internet of Everything) というような概念とニュアンスや範囲が微妙に異なるものの、多くの物にエレクトロニクスが搭載され、スマート化されてゆくことを指向している点では一致している。それらのサービス・プラットフォームを使って、IT技術がより日常のリアルな生活に密着した形で、社会課題を解いたり、産業に貢献したりしながら、より安全、安心で豊かな人々の暮らしを支えるような社会の実現が望まれている。
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