耐熱・絶縁コーティング/皮膜成形用、ポリイミドワニス「パイヤーM.L.」
ポリイミド樹脂は1960年代にデュポン社で開発され、その後、宇宙開発の先端材料から身近な電気、電子機器にいたるまで幅広く使用されてきました。 この樹脂の有する非常に優れた熱安定性や機械的・電気的などの諸特性と高い信頼性は、永年の実績に裏付けられ、現在もその用途が拡大されています。 当社は、1994年に、このポリイミド樹脂の皮膜成形用ワニス、パイヤーM.L.の製造・販売権をデュポン社から譲り受け、現在も米国NJ州、デュポン社・パーリン工場内のI.S.T(USA)にて生産し、世界各国に供給を続けています。 パイヤーM.L.は、芳香族ジアミンと酸無水物が縮重合反応したポリアミック酸溶液(ポリイミド前駆体)です。 パイヤーM.L.を基材にコ-ティングして高温で乾燥・焼付けすることにより、優れた特性を有するポリイミド皮膜が得られます。
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基本情報
<特性> ■高強度 & 高弾性・・・ 高分子材料としては最高レベルの機械的強度を有しています。 ■耐熱耐寒性・・・ -269~400℃の幅広い温度範囲で使用できます(連続可使温度=260℃)。 ■高圧電気絶縁性 ■耐薬品性/耐オイル性 ■耐放射線性 ■寸法安定性 ■自己消火性 など
価格帯
納期
用途/実績例
■モーターコイル用高性能エナメル ■各種電線被覆 ■ポリイミドチューブ ■液晶配向膜 ■半導体絶縁保護コーティング ■光ファイバー補強被覆
詳細情報
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用途例 モーターコイルや電線などのエナメル被覆や半導体などの絶縁コーティングにパイヤーM.L.は最適です。
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株式会社I.S.Tは滋賀県に本社/研究所を構える研究開発型のメーカーです。世の中にない機能性素材を開発し、お客様に提案、提供しています。 主にポリイミド樹脂や、フッ素樹脂を複合化した不燃無機繊維などを中心とした耐熱性、不燃性の機能性材料を扱っており、それらを応用加工した製品群は、OA機器、建築、電気、電子、宇宙・航空など幅広い分野で活躍しています。