インキの粘着性(タック値)・ミスチングを評価する試験機です。
印刷機上においてインキ膜がロール間を離れるときの分断挙動は、そのインキの特性によって大きく影響を受けるため、印刷適性を評価する上で重要な要素の一つとされています。インコメータは印刷機上における各ロールの機能をモデル化し、ここに現れるインキのタックを測定する装置です。 タックはインキの粘度に関わる物性の一項目でインキの粘着性を表し、紙の表面強度やトラッピング等と深い関連があります。 ●オペレータ名(最大20)・試料名(最大80)・試験条件(最大50)が登録できます。 ●トップロール、バイブレーションロールの取外しが容易になりました。
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基本情報
■駆動モーター:ACサーボモーター 400W ■ロール径:金属ロール Φ76.2mm トップロール Φ79.3mm バイブレーションロール Φ50.8mm ■金属ロール回転数:400、800、1200rpm 及びオプションで、100~3000rpm(マルチプログラムが別途必要) ■タック測定範囲:0~40 ■測定温度範囲:室温+5℃~40℃(外付けの恒温循環槽が別途必要) ■検出方式:差動トランス式 ■操作パネル:タッチパネル式液晶ディスプレイ ■データ表示:タック値・過去5回タック値の履歴・回転数・インターバル時間・温度・試料名・オペレータ名等 ■データ出力:各種オプション、小型プリンター【型式PS-A1】またはPC ■安全対策:緊急停止スイッチ、アクリルカバー ※オプション:共通取込ソフト【型式EX-2】、恒温循環槽【型式CC1】、乳化装置【型式C1-E】、安全カバースイッチ【型式D-2IL】、マルチプログラム、フローモニター、他その他仕様はカタログをご覧ください。
価格帯
納期
用途/実績例
印刷等におけるインキの重ね刷りの際、インキのタック値を管理する必要があり、その動的タックを評価します。
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企業情報
株式会社 東洋精機製作所は、プラスチック・ゴム・塗料・紙・繊維などの分野を対象とする各種材料試験機・環境試験装置の総合メーカーです。 1934年の創業以来、「試験機一筋」に、各分野におけるお客様の研究開発・品質管理をお手伝いしてまいりました。 これからも技術力に磨きをかけ、お客様のニーズにお応えしてまいります。 【製品開発年表】 1955 熱可塑性樹脂流動性試験機『メルトインデックサ』 1960 万能材料試験機『ストログラフ』 1963 加硫試験機『オシレーティングディスクレオメータ(ODR)』 1970 混錬・押出性試験装置『ラボプラストミル』 1982 キャピラリーレオメーター『キャピログラフ』